新年金試算 | 練馬区議会議員 西野こういち オフィシャルブログ「住みやすさNo.1の練馬」Powered by Ameba

新年金試算

出す出さないの迷走の末、昨日やっと民主党の新年金制度案に関する試算が発表されました。
目玉の最低保障年金7万円は、対象範囲が最も広い案にした場合、満額もらえるのは年収260万円までの人、それ以上の年収だと目減りをはじめ年収690万円の人で、1円ももらえなくなります。
更に驚いたのは、この所要財源確保のために必要な消費税率は17%以上にもなるそうです。
もう一つの目玉である国民年金・厚生年金・共済年金を一本化して全ての人が自分の払い込んだ保険料に応じた年金をもらう資産では、これも対象範囲が最も広い案にした場合、年収400万円の中間所得層以上の人で、現行制度よりもらえる金額が少なくなるそうです。
政権交代の時に、国民にこの試算をきちんと示して目玉政策として選挙を戦っていたら、政権をとっていたでしょうか?
これでは、国民にサギ政党と言われても仕方ないと思います。
嘘をつかない、約束は守るといった当たり前のことが出来ない人は、政治に携わるべきではないと考えます。