地方視察
本日、高崎市にある住宅型有料老人ホームを視察してまいりました。
平屋建ての建物は、どの部屋も太陽光を取り入れる工夫がされており、明るく開放感があるつくりになっていました。
特徴的なのは専属の音楽療法士の方がいて、週に2~3回程度、音楽療法を取り入れたプログラムが実施され、要介護認定を受けた方の症状が軽くなり元気になっていく取り組みがなされていることです。
一般的には、まだこの音楽療法はあまり知られていませんが、実際にその様子を見せていただくと、童謡の歌詞をきっかけに記憶力が戻ったり良くなったり、うまく話せなかった方が歌を歌えるようになったり、様々な効果をあげているのことがうなずける内容でした。
練馬区内の特別擁護老人ホームの待機者が1千人以上いらっしゃる現状のなかで、このような地方にある住宅型有料老人ホームの需要は、ますます高まっていくと思いました。
区での超高齢化社会の到来に向けた対策が急がれます!