TPP交渉

本日の参議院予算委員会で、野田首相は「公的医療保険守る」と強く表明していました。
ただ、民主党内でもまとめ切れない首相が、一筋縄ではいかない各国相手に主体的にルール作りが出来るとは思えません。
12日の日米首脳会談に関する米側の発表文で、野田首相がTPP交渉で「すべての物品とサービスを交渉のテーブルにのせると説明した」と明記し、日本側が「そのような発言はしていない」ともめています。
今日の予算委員会でも首相は「そのような事は一言も言っていない」と否定し「米国もそういう発言はなかったと認めた」と強調していました。
藤村官房長官も「米政府が野田首相の発言は無かったと認めていることは事実なので、訂正までは求めるものではないと日米双方で確認した」と釈然としない説明をしておりました。
これからの交渉が非常に心配です・・・