さとやんですニコニコ


母と二人テレビの前に座り
スマホも置いて投入するのは
「ドキュメント72時間」

今日の舞台は大阪豊中にある
24時間営業の銭湯
夢の公衆浴場「五色」




ここのお風呂屋さんには
私も25年くらいの間
月に2度ほど通っていた
公衆浴場としては最大級で
11種類のお風呂があり
入浴後は食事もできるのに
普通のお風呂屋さんの料金で
入れるのが嬉しい

父が亡くなってから
もう10年以上行ってないけど
お風呂上がりに安くて
別格に美味しい
五色の名物「カレーうどん」
を食べるのが楽しみだった

ここの「カレーうどん」は
日本一なのではないか?と
思うほど美味しかった
今食べると泣けてくるかも
しれへんなあ…


テレビの中に、先にお風呂を
出た父が長風呂の母と私を
待つ姿が見えるようで切ない

懐かしいなあ…


特に24時間営業の銭湯には
都会の喧騒からこぼれ落ちそ
うな人々を優しく受け止める
ような空気感がある


深夜に訪れる仕事終わりの人
語り合う60代の同級生
早朝からやって来る高齢者
暖を求めてやって来る人
入れ墨の入ったお兄さん

それぞれ異なる背景を持ちな
がらも同じ湯船に浸かってい
る瞬間だけは「ただのひとり
の人間」に戻る

ありふれた日常の中に
実は豊かな物語りがある事に
気づく


「お昼からお風呂ですか?」
カメラが問いかけるその一言
に見知らぬ誰かがポツリポツリと自分の人生を話し出す

飾らないからこそ、生の人間
臭さがあり胸に刺さる

みんなそれぞれ色々なことを
抱えながら「今日を生きて
るんやなあ」と私の肩の力も
ふっと抜ける

ドラマチックな大逆転は
ないけれど確かな体温を
感じさせてくれる30分

お湯に浸かって汚れを洗い
流して心の澱はリセット
できたのだろうか

お風呂から上がった人々が
少しだけ晴れやかな表情で
夜の街に去って行く背中を
見ていると静かな活力が
湧いてくる




私もまた明日から
なんとかやっていこか照れ