さとやんですニコニコ


阪神・淡路大震災から29年
あの日あの時
布団の上に座ったまま
ただただ恐怖で
すぐには動けるものでは
なかった


連日の能登半島地震の報道に
胸が痛む

寒いなか体育館での
寝起きは辛いだろうに…


妻子を失った男性が
「一緒に巻き込まれていたら
辛い思いをせずに済んだ」と
慟哭している姿に胸がつまる


大きく揺れる部屋の中で
悲鳴をあげてる女性の
映像がSNSから流れる

よくそんな
余裕があるものだと驚く

なんのために?
自分のダンナなら
ソッコウ離婚だ


被災地での窃盗や性犯罪
なんとも卑劣な手口に
怒りも込み上げる


それでも…
人は人によって傷つけられ
また人によって
癒やされていくと思いたい


そしてまた…
出るか、とどまるかの辛い
決断をしなければいけない


生まれ育ったところを
出たくないという気持ちは
痛いほどわかる


私だって大阪を出たくない
出たくはないが
守りたい人がいる


すると母が言う
「もし大阪に地震がきたら
お母ちゃんはもういいわ
こんな体で逃げるのも
しんどいし避難してから
人の手を煩わせるのは嫌や」


私が母の年齢になったら
きっと同じ事を思うだろうな


日常生活を送る中で
つい忘れがちになっている時
大災害は突然やってくる
今、この瞬間にも
起こるかもしれない


「明日は我が身」

明日もぬくぬくとした
布団で眠れるとは
かぎらないという事を
意識していかなければ
ならんなあと思う





どうかどうか
1日も早く穏やかな日が
戻りますように…