さとやんですニコニコ


大阪・梅田にそびえ立つ
大阪駅の真上にあるビルを
見上げる

いよいよだ

専用エレベーターで
最上階28階へと降りたてば



そこは地上150mからの
眺望に彩られた別世界!


窓の向こうには青空が見え
眼下には大阪市街の
光景が広がる




圧倒的なパノラマと
まばゆい光に迎えられる
開放的なチャペルは
まるで空に浮かび上がるかの
よう



昨夜「人志松本の
酒のツマミになる話」を見て
大笑いしていた人とは
思えないほど上品に
装ったつもりです(笑)



 

空へと続くような
バージンロードを
緊張して冷たくなっている
娘の手をとり
これから人生を共に歩くと
決めた新郎のもとへと導く




バージンロードは
スタート時点から
新郎のいるところまでが
これまで新婦が歩いてきた
人生




扉が開き一礼
一歩なかに進んだら
花嫁のベールを下ろす

一歩一歩ゆっくりと
娘が生まれてからの人生を
振り返りながら歩く


嬉しいような寂しいような
そんな気持ちで
娘を新郎へと託す


新郎の手により
ベールが上げられ
永遠の愛を誓う




柔らかな光が満ちあふれ
ゲストのみなさんの
あたたかい拍手に包まれて
幸せそうな笑顔の二人


そんな感動にどっぷり
浸かって涙するヒマもなく
準主役のような
新婦の母は忙しく
初舞台を踏む
新人のように緊張する


ゲストの多くが
ハンカチを目に当て
涙している
なんと有り難きこと


結婚式は欠席するも
出席するもけっこうな
エネルギーがいる
中には招待状が請求書に
見えた方もいるだろう






そんな中わざわざ
駆けつけて祝福して
くださった方に感謝しかない


結婚式って
そういう事なんだと
あらためて思う

そして若い人達が
たくさん集まり
「ワー!」「キャー!」
弾けるようなエネルギーの
素晴らしさに圧倒されながら

ラストは娘が生まれた時と
同じ重さの「体重米」を抱き「娘から母への感謝の手紙」

出たー!私のもっとも
苦手とするところ!


 


ゲストのみなさん
おひとり、おひとりに
感謝の言葉を伝えながら
お見送りをする


あえて式が終わってから
新郎のご両親と新郎に
伝えました

   「娘を頼みます」


よい結婚式でした

無事に終わりホッとする母です

行って帰ってきた
私が言うのもナンですが
末永く幸せになってほしいと
願う母です


心はすっかり
帰りに御堂筋の
イルミネーションを
見に行こうかと
ウキウキしている母です


でも…帰りの荷物の多さと
体重米の重さと財布の軽さで
歩けない母です


約3キロの米と荷物を持ち
やっとの思いで電車に乗る
ああ腰が痛い…


それでも心スッキリ
晴れ晴れとした気持ちです


終わったぁ〜!
これで明日から心置きなく
大掃除しまーす爆笑


    2023年12月2日
          感謝