全43公演
ご来場ご声援、誠にありがとうございました！
後書きブログを綴りたいと思います。
後書きブログはいつも長くなるのでご了承ください笑
今回は初めて次の公演が発表され、卒業も決まり終わりが見えている中での公演でした。
なので43公演が終わった今でもまだ、終わった！！
という感覚がなかなか沸き上がってきません。
体は疲れていても心は先を見ているというか、
精神的に凄く前を向いている状態なんですよね。
今まではやり切った後の数日間はほんとに燃え尽き症候群のような、数日ボーっとしちゃうとか普通にあったのに笑
次の試合に向かえる最高の締め括り方が出来たからだと思います(^^)
毎日のご声援ありがとうございました。
感謝です。
そして、
今回の公演、MVPは間違いなく川原一馬でした。
一馬のための公演といっても塩田は過言ではないと思います。
とにかくハイキューという作品に尽くしてきた一馬、
キャラクターとは違う役割を担わなければいけないことも多く凄く悩んでいた時期もありました。
それでも腐らず、
今回物語の主軸として話を背負って演じる姿に塩田は心が震えました。
プレッシャーはとてつもないものだったと思います。
一馬は人一倍緊張しいだし笑
心の弱い部分をえぐられ、
追い詰められ、
弱さをあらためて気付かされ、
自ら吐露し、
なんてしんどい芝居なんだろうか。
想像しただけでもきついです。
塩田は毎公演、同じ板の上で心震えました。
震わされました。
最後トイレで吐露するシーンではいつも裏で聞いていました。
同じように泣けました。
素晴らしい役者だなと思いました。
今回のハイキューを通して、改めて塩田はお芝居をする楽しさに心から気付けました。
気付かさせてくれたのは一馬です。
どんな言葉を投げても全て受け止めて返答をくれます。
同じ台詞でも中身は違うことが多くて、
でもそんな日々の模索をきちんと受け止めて全部返してくれました。
こんなに幸せなことは役者としてなかなか無いと思います。
本当にありがとう。
とにかく、今回は如何なる状態、どんな時でも一馬の演じる縁下を立たせようと演じることを心掛けました。
それは３年間共にやってきた、塩田康平と川原一馬も確実に宿っていました。
役として向き合うだけでなく、人としても向き合えました。
凄く濃密な時間でした。
またこんな経験が出来るように、もっと色んな芝居にふれ、心を豊かにしてお芝居に向き合いたいと思います。
西谷演じるゆうととも、今回を通して凄く心がかよったと思います。
２年生の関係性をあらためて見つめ直して、
３人で沢山話して、
多分みんな色々思うことはあったと思うけれど、
結果として今の３人は凄く固い絆で繋がったと思います。
次の試合がほんとに楽しみです。
ベンチから掛けられる声やふとしたタッチなんかにも心が通うのだろうなと今からワクワクしています。
そして条善寺と和久谷南のメンバー、
圧倒的なパフォーマンスと気持ちの良い熱量に演劇ハイキューは１段上のレベルに上ったと思いました。
飽きさせないパフォーマンスはそれだけで価値があるよね、
そしてそのパフォーマンスにお芝居と熱量が加わり化学反応が起きて、
負けてられないと烏野も頑張る。
素晴らしい関係性だったと思います！
共演できて幸せでした。
ありがとう。
健太は言わずもがな、
ちゃんと縁下を立てるところはサッと身を引き、
きちんと物語を進行させていく座長たる姿に今回は凄く感銘を受けました。
素晴らしい座長やね。
毎回入ってくる新しいメンバーもいつも健太が演劇ハイキューがなんたるかをさりげなく伝え、引っ張りあげている気がします。
いつもありがとう。
そして今回の演劇ハイキューで、
初演メンバーは通算200公演を越えることが出来ました。
これはひとえに支えてくださっているお客様、そしてスタッフの皆さんの力があってこそです。
縁下の力持ちですね。
感謝しています。
200公演やってきた自信は胸の奥にしまい、
また新しい気持ちで新作、次の試合に挑むので、
最後まで応援のほど、宜しくお願いします。
今年いっぱい、精一杯戦いぬきます。
塩田康平演じる田中龍之介の姿を是非目に焼きつけてくださいね。
長くなってしまったので、
今回はここで終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
さぁ次に進むぜ
田中龍之介役
塩田康平