「三種の神器」は今どこにある! | 皇后八幡神社のブログ

皇后八幡神社のブログ

広島県三原市須波西にある「皇后八幡神社(こうごうはちまんじんじゃ)」のブログです。

「三種の神器」は、皇位継承の徴(しるし)として天皇家に

 

受け継がれる三種の宝物を指します。

 

「八咫鏡(やたのかがみ)」「八尺瓊勾玉(やさかにのまがた

 

ま)」「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」の三つの宝物は、天孫

 

降臨の際、地上に降りるニニギノミコトに天照大神が授けた

 

ものとされています。

 

「八咫鏡」は垂仁天皇の時代に伊勢神宮に安置され、ご神体に

 

なりました。

 

スサノオノミコトが八岐大蛇を退治したときに、その尾から

 

出てきた剣が「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」で

 

その後、日本武尊が伊勢神宮を参拝し、大和姫命から

 

この剣を授けられました。日本武尊が駿河で、土地の豪族に

 

火を放たれ、この剣で草をなぎ倒して難を逃れたことから

 

草薙剣となずけられました。日本武尊は尾張に戻り、

 

ミヤズ姫と結婚しますが、病に倒れます。嘆き悲しんだ

 

ミヤズ姫は熱田の地に神社を建て草薙剣を祀りました。それが

 

熱田神宮です。

 

「八尺瓊勾玉」は宮中にあるといわれ、歴代天皇でさえも

 

見ることは禁じられてきました。ほかの神器もみることは

 

禁忌とされ、その神聖さゆえ誰も本当の姿はわからないのです。