八意思兼神(やごころおもいかねのかみ)! | 皇后八幡神社のブログ

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広島県三原市須波西にある「皇后八幡神社(こうごうはちまんじんじゃ)」のブログです。

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八意思兼神は、造化三神の二世高御産巣日神(たかみむす

 

ひのかみ)の子で、生まれついての知恵ものであります。

 

またの名を思兼神(おもいかねのかみ)ともいい、なんといって

 

もその名声が上がったのは、天照大神の天の岩屋隠れの時、

 

一計をめぐらして再び高天原へ呼び戻したことであります。

 

この時高天原では、八百万の神々の会議が開かれ、思兼神

 

が議長になって、諸神に指図をしました。すべて参謀・思兼神

 

の筋書き通りに事が済み、天照大神を高天原に戻すことが

 

出来ました。

 

その次は、瓊瓊杵尊が天孫降臨をするまでの活躍で、天照大

 

神の命によって、葦原の中国を治めるべく大国主命を説得

 

するまでのいきさつに知恵を出し、晴れて国譲りが成功した

 

という、いわば裏方で大活躍した神なのです。主なご利益は

 

その知恵と才能にあやかって、入試合格・学術増進などがあ

 

りますが、建前に関係する手斧(ちょうな)初めの儀式の主神

 

でもあります。