私たち日本人は、苦しいことや困ったことが起こると、神に
救いを求めます。そのルーツは万物に霊魂や精霊が宿ると崇
めたことからです。日本では自然現象から動植物まであらゆる
ものが神格化されました。このような自然崇拝はやがて、
託宣をする巫女などを神の代理とするようになりました。
人々は狩猟採集時代から農耕時代になるにつれ移動から定住
生活と変化し、日常の中心に神を祭る社が形成されて行きます。
人々は神を恐れ、祭ることで幸福を願いました。
このようにして、古代日本人の間に神への信仰が根付いていき、
稲作の始まる弥生時代頃、自然の影響をまともに受ける稲作と
神への信仰は深く結びついていきました。
のちに庶民の間で、その時代の世相や願いからたくさんの神が
誕生し、現代にいたるまでたくさんの神が祀られるようになり
ました。

