本屋大賞にノミネートされた小説です。
一気読みしました。
フィクション? ノンフィクション?
ジワジワとリアルな怖さが続きます。
連作短編集なのですが、全てがつながっている。
ノンフィクションであったとしても、霊とおかしな縁は作りたくないと、
現実的に注意をする気持ちが生まれました。
例えば以下の事はやりがちです。
気をつけようね。。。
その霊との縁を作りたくなければ、寄り添うように語りかけてはいけません。
交差点に花が供えられているのを見かけて手をあわせることも注意が必要です。
人のために祈れるのは素晴らしいことですが、関りのない死者に対して祈りを捧げることは、
それまで存在しなかった縁を自ら作ってしまうことになります。