こんにちは。
今日も私の体験話にお付き合いください
私の住まいは、田舎です。
周りは田んぼと畑と森林に囲まれています。
野生の動物も普通に見かけます。
・たぬきー 普通に道路脇でくつろいでいるところを見たことがあります。
・きつねー 夜、集団でうろついています。
・キジー 庭に普通にいます。
・りすー 元気に走り回っています。
・イタチー 顔見知り。
などなど
自然いっぱいです。
ですが、少し車を走らせると大型スーパーが何軒もあります。
コンビニも都会よりもたくさん点在しています。
ちょっと不思議な田舎です。
私が体験した不思議なおはなし。
自宅のそばに森があるのですが、
ある日、住宅が建っている側の木を伐採していました。
日中は、チェーンソーのヴーン、ヴーンと木を切る音が絶えず聞こえていました。
伐採されている木々たちは、冬の寒い強く吹く風から私たちを守ってくれていたのです。
私は、名残り惜しい気持ちになっていました。
伐採が終わって２日経った夜のことです。
夜中の２時３０分くらいだったと思います。
家の中で木の匂いが立ち込めていました。
杉なのか、ヒノキなのか、、、いい匂い。
匂いで目が覚めた私は、とりあえずWCへ。
ん
なにか気配を感じんだけど・・・
木の匂いが強く感じるほうに顔を向けると、
存在感大のこの子は
この子から、木のいい匂いがします。
よく見ると、長めの毛に体が覆われていました。
目は、大きめで黄緑色でピカーンと明るく光っています。
呼吸もしているようで、体が上下にかすかに動いてます。
この謎の生き物は、何も話してきません。
でも、そのとき感情、心で私に伝えてきました。
『とても悲しい、寂しい』
私は、この子はあの森にいた子なのではないかと感じました。
「ごめんね、なんの許しも得ないで木を切ってしまって。私は、強い風から守って頂いたことに感謝しているよ。」
謎の子は何も言いません。
ただ、悲しそうに光る目で私をじっと見ています。
「私は、あの森を所有していないから何もできないんだよ。でも、感謝してるよ。」
え、、納得してない感じ？
うーん、困った・・・なあ。
「ごめん、何もしてあげられない。あ、あとね。君の存在が気になって私、寝られないから。ごめんだよ～。」
なんと、私は自分の睡眠を優先しました。
何も出来ないし、出来ることは感謝だけ。
私はベッドで再び寝ることにしました。
その子は、しばらく（１０分くらい）その場にいましたが、
その後、木の匂いが消えたので家から去っていったようでした。
私は、謎の生き物にモリゾーという名前を
つけました
今でも、森の横を通るときは「モリゾー、元気かーい」と声をかけています。
絵に描いてみたモリゾーくん。
我ながらそっくりに描けたと思います
この体験で、森や木々にもきちんと心、気持ちがあるんだと感じました。
ある研究では、木々は生きるために根っこで会話をしているというのです。
（NHKより）
ある木が害虫被害を受けたら、
他の木々たちは、その害虫が苦手な匂いを
発生して被害が広がらないように防ぐのだそうです。
賢いですね。
そして、協力しあっていますね。
この世界は、美しいものだと思いませんか？
森の神様？のモリゾーくん。
もしかしたら、あなたのところにも来るかもしれませんよ
