きのう、
福岡で開催中の
シルク・ドゥ・ソレイユ「トーテム」を
観に行きました。
はじめてのサーカスは
こどもたちもとてもたのしかったようで、
たくさん園でも先生に
トーテムの話をしたもよう。
実際にホンモノに触れる、という体験が
もたらすものは大きいですね。
※※※
そして、
体験と物語の世界をリンクさせる、というのも
この時期のこどもたちにとって
とても楽しくわくわくするものですし、
ゆたかな心の栄養になると
わたしは考えています。
サーカスの絵本はほかにもありますが、
今回選んだのは齋藤孝さん監修、
「声に出すことばえほん」シリーズ。
そうそう、声に出してこそ、
この詩のよさが五臓六腑に
伝わる気がします。
中原中也の『サーカス』は、
少し前にEテレ「にほんごであそぼ」で
とりあげられていたこともあり、
耳にされたことがある方も多いかも。
空中ブランコの揺れるさまを
「ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん」
って、
まさに、詩人の感性。
そして、このワンフレーズが
ピックアップされがちですが、
全体がまたすばらしい。
にしむらあきこさんの絵は
こどもたちにも親しみやすく、
中也のノスタルジックな世界へと
いざなってくれます。
画像はあとで追加します。
取り急ぎ、LINKまで。
サーカス
【書誌事項】
タイトル サーカス
著者 中原中也文 にしむらあきこ絵 齋藤孝編
出版社 ほるぷ出版
出版年 2008年9月
価格 1200円+税