函館本線山線ルートの二股駅に立ち寄った後は、真の目的地へ向かいました。

15:25出発し、R5を1キロほど進むと左折して、今度は道道842号でもっと山奥へと進んでいきます。

そして、その途中に~~~~

 

 

 

 

 

 

 

 

いました、キタキツネちゃんラブ

今回の旅で、北海道に入って初お目見えです^^

バッチリカメラ目線で、こちらをうかがっていました@@

けっこうしっかりとした体格でやせ細ってる感じはなく、尻尾も長くて太いですよねw

これから厳しい冬を越していくので、栄養を蓄えておかないといけないからでしょうか。

この後さらに奥へと進んでいったのですが、もう一回キタキツネとタヌキにも遭遇。

北海道では、国道とか走っていても見かけることありますが、やはり山奥へとくるとかなり高い確率で遭遇します。

そんなこんなで途中から車一台やっと通れそうな細い山道を進んでいくこと15分。

15:40にようやく到着した場所が、、、、、、

 

 

温泉 二股らじうむ温泉 温泉

 

 

ここの温泉も以前からずっと一度来たいと思っていて、今回の旅のチェックポイントにしていました。

 

 

入り口横には、このように真水と天然の炭酸水がびっくり!

天然の炭酸水、珍しいですよね^^ めっちゃシュワシュワって感じではなくかなりの微炭酸ですが、飲んだらちゃんとわかりますグラサン

でも、味は美味しいとは言えないので、飲むときは注意が必要かも注意

このような天然の炭酸水が出ることもけっこう珍しいのですが、二股らじうむ温泉にはもっともっと珍しいものがあります。

 

 

山あいに佇む温泉宿できれいに色づいた木々の方に目が行くと思うのですが、建物と紅葉の間にある茶褐色の斜面とそこから伸びて続く部分わかるでしょうか?

 

 

斜面のアップがこちら。これは、『石灰華ドーム』と呼ばれるもので、温泉にカルシウム成分が多く含まれていて、温泉が噴出する際にその成分の一部が固まって徐々に成長し、このようなドームを形成するそうです。

この石灰華ドームには、95.75%も炭酸カルシウムが含まれていて、日本では二股らじうむ温泉だけ、世界でも二股とアメリカのイエローストーン国立公園の2か所でしか見れないとのこと!!

さらに、二股らじうむ温泉には、その名前にもなっているように、身体にいいとされる微量のラジウムが含まれていて硫黄分も含まれていないことから、世界で唯一の温泉と言われています。

なので、以前からずっと行きたいと思っていて、今回ようやく念願叶いました\(^O^)/

これを見たかったので、日が落ちる前までにどうしても着きたかったんですニコニコ

温泉の写真はありませんが、この石灰華ドームの目の前に露天風呂があって、目の前でみたらすごい迫力ゲッソリ

茶褐色でゴツゴツいていて他では見かけない光景なので、なんか地球外の他の惑星に来た感じにがしたのは私だけでしょうかてへぺろ

それに色鮮やかな紅葉も重なって、ほんまにここだけでしか見れない、味わうことのできない光景を楽しみながら温泉に入ることができましたチョキ

 

温泉も露天風呂はかなりぬるめなんですが、ラジウム成分のせいか足元からしっかりと体が温まりポカポカしてくるし、それでいてのぼせる感じもなく長く浸かってることができました。

そんなに広い露天風呂ではないのですが、入浴してる人は自分含めて3人で、途中から地元長万部からよく入りに来てるというおじさんと二人だったので、ゆっくり色々お話させていただきながらの入浴ニコニコ

温泉あがってからわかったことで、露天風呂に結局50分くらい浸かっていましたグラサン

それでも、こういった地元の方との触れ合いができるのも、温泉ならではで大好きです音譜

ちなみに、日帰り入浴料は1,100円と少し高めですが、ここでしか見れない入れないオンリーワンの温泉と考えて納得できれば、是非一度行ってみてください温泉

泊まることも、長期で湯治することもできますのでグッ

 

チェックポイントにしていた二股らじうむ温泉をしっかり堪能し、17:00に出発です。

 

 

外もすっかり暗くなり始めていて、次の目的地へと向かいました。

 

 

・・・・・が、これまで順調に進んでいた旅も、ここから試練が待ちうけていたんですガーン

 

 

この後は長万部中心部へと戻り、少し早めの夕食と思ってチョイスしていたお店へと向かったのですが、お店の辺りについても明かりが全くなく真っ暗・・・

場所間違えたのかと思って、少し通り過ぎた辺りでもう一回調べてみたんですが、間違いはなさそう。

Uターンして再び行ってみたんですが、お店の外観もわからないくらい真っ暗でしたえーん

念のためお店に電話もしてみたけど誰も出ず・・・

コロナの影響で早めに閉めているのか、お店自体お休みしていたのか・・・

てか、この後もうちょいお店とかありそうな駅前とかにも行ってみて開いてそうな店をくまなく探したのですが、開いてるお店が全くありませんでしたゲッソリ

 

まさかの展開に呆然となりながら、駅の近くにいたのでとりあえず長万部駅に行ってみることに。

 

 

色々お店を調べたり探したりしていたので、それだけでけっこう時間が経っていて、駅に着いたのが18:45。左側が観光案内所なんですが、しっかりとシャッターが下ろされていましたm(_ _)m

何か情報ないかと思いながら駅の中へと入っていけど、情報なし。

 

 

気づけば、ふらふらとホームまで来ちゃっていました( ̄△ ̄) !!

特にやることとかはなく、とりあえず駅名標を撮っていると・・・

 

 

19:02発の函館行き特急北斗が少し遅れて到着。

これに乗って函館に行けば美味しいものにありつけるのになぁと、うらやましく思いながらお見送りバイバイ

結局、特急北斗を見送っただけで、改札方面へと戻ることに。

 

 

ホームから改札へと続く通路の『ようこそ長万部へ』の文字が虚しく目に映り、

 

 

来た時には特急待ちの人が数名いてた待合室も、誰もいなくなりガラ~~~ン・・・・・

 

さ~て、これからどうしましょう!?

ひとまず、椅子に座って落ち着くことに。

 

ところで、二股温泉からここまで夕食を求めて色々彷徨ってきましたが、実は順調に夕食を食べた後はここ長万部駅を3日目最後の目的地として設定していました。

なので、この時間に長万部駅に居てるのは、ほんとは大正解。

後は、食べ逃した夕食をどうするかだけが問題でした。

昼ご飯が早かったのでお腹もかなり空いてきてた中、仕方ないので駅での目的を済ませてからコンビニに寄って何か買って食べようとも考え始めたところでふと頭に浮かんだものが~~~~~

 

 

 

 

 

買っててよかった、大沼だんごお団子お団子お団子

 

 

命をつなぐことになると予告していた、この日の朝に大沼公園で購入した大沼だんごが、ここで役に立ったんです\(^O^)/

まだ一時間後くらいまで何も食べれないと覚悟していたところで、思い出した大沼だんご。これは、ほんまに助かりましたm(_ _)m

大沼だんごは写真でもわかる通り、細長くて小さなだんごで、みたらし風のものとあんこがのってあるもの。

だんごもモチモチで食感もよく、最後に残ってたみたらしダレとあんこを混ぜて食べたのですが、これが意外と旨かったひらめき電球

もちろん空腹じゃなくても美味しいんですけど、この状況で食べた大沼だんごは、大間のまぐろに匹敵するぐらいに感じられ、長万部駅待合所で涙こぼれそうになりながら独りがっついていましたえーん

 

あっという間に大沼だんごをきれいに食べきり、最後の目的をやり遂げる気力も戻って復活筋肉筋肉

だんごを食べ終えた時点での時刻が19:20

さあさあ、長万部駅で迎える3日目最後の目的とは!?