さて、ようやく運転再開!新十津川町から離れていきます。
次の目的地はここから西の方角にあるのですが、とりあえず来た道R275でもうちょい北上を続けます。
そして15:50頃、途中通りかかった道の駅田園の里うりゅうで少し休憩。
この年のファイターズの雨竜町応援大使であったこちらのおふた方と記念撮影
他に人がほとんどいなかったので、顔出して撮ってはもらいませんでした
10分ぐらい休憩して、16時に再び出発。
今度こそ西へ向かいましょう
道の駅からもう少しR275を北へ進み道道94号と交わる交差点で左折し、その道道94で西へと向かいます。
けっこう山の中なんですがくねくね感は全くなく、さすが北海道って感じの道で日本海沿いに走るR231にぶち当たるところまで行きます。
ほとんどすれ違う車やバイクもなく進むこと約40分。
R231に交わる少し手前の場所に16:40に到着。その場所がこちら。
小さなホームとポツンと待合室が見えてきました。
線路も見えますが、何やら赤と白の棒みたいなものが置かれています・・・
さて、別の角度から見てみましょう。
線路はあるけれど、ここで切れてるではありませんか~( ̄□ ̄;)!!
そうです、こちらの駅そして線路は、もう廃線になってしまった路線のものなんです。
ここはどこかと言いますと、、、
留萌本線、旧信砂(のぶしゃ)駅です。
前年2016年12月4日をもって廃線となった、留萌本線増毛駅~留萌駅間にあった駅です。
ここでみなさん、覚えてらっしゃるでしょうか?
2017年の旅を書く前に更新していた2016年の旅のことを。
その時に、この廃線となった区間を乗車していましたよね^^
まだ健在だった信砂駅のこともこちらで紹介していますので、よろしければ復習がてらご覧ください
あれから9か月、廃線になってから約半年。
廃線区間のその後を見ようと思って、こちらまでやってきたというわけなんです。
上の写真は、増毛方面です。
そして、反対側留萌方面の景色。
写真を撮っている場所がちょうど踏切だった場所で、踏切はもう撤去されていて、道路と歩道が整備されている途中でした。
かなり小さな駅でしたしすぐに取り壊されてると思ってたのですが、ホームも駅舎もまだ残っていたのにはビックリ
一瞬、「まだ走ってるんか」と喜びかけましたが、線路が分断されているのを見て我に返りました^^;
てか、実はこの信砂駅には寄る予定は全くしていなくて、道道94を走ってきたらたまたまちょうど信砂駅のところを通りかかっただけなんです( ̄∀ ̄*)☆
この光景を車から見て、本能的に止まっちゃったというわけです
それではどこを目指していたかと言いますと、この旧信砂駅からすぐのところでR231とぶつかり日本海とご対面
そこで左折してR231を10分ぐらい進んだところにある場所が本日最後の目的地。
16:50すぎに到着した場所が。。。。。
留萌本線増毛(ましけ)駅
先ほども書いたように、もちろん廃線後の姿を見たい気持ちもありましたが、今回訪れた札沼線新十津川駅と増毛駅は、盲腸線の終着駅ということで一緒の役割を担っていた駅なので、そういう意味でもどうしても増毛駅も来ておきたかったんです。
これです。単線で車止めがあるこの光景。新十津川駅も増毛駅も同じです。
2枚の駅舎の写真を見てもらっても、かなりきれいに残されていますし、
ホームもきれいに整備されていて駅名標も当時のまま残されているし、線路もしっかりとあるので、これこそまだ列車が来るのでは
と期待したのですが、、、、、、
駅前のバス停が、現実に引き戻してくれました
今はバスでしか留萌までいけないんですね。
夕方になって曇ってきたこともあってか、もう列車の来なくなった増毛駅は、いつも以上に寂しげに見えていました。
まだまだ乗客を乗降させれるような状態に整備されていることをしっかりと確認し、続いてはちょっと早めですが夕食をいただくこととしました
いつも代わり映えしないと言われてしまうかもしれませんが、増毛にくればここで食べると定番になっているお店が~~~
『 寿司のまつくら 』
お寿司をはじめ、海鮮系の丼なども美味しくいただけるお店で、前回2016年の時も訪れていて、その時は増毛町特産の甘えび丼をいただきましたw
さて、今回いただいたものはと言いますと。。。。
特上生ちらし(2,620円)
うに・いくら・あわびなどの高級食材、地元産の甘えび、隣町留萌で有名な数の子、ホタテや生だこなどなどなど・・・・・
これだけのっていてこの値段なら、結構なお値打ち
6月のウニは甘くて美味しいし、大きなタコも食べ応えあって良かったです
そして、さらに一緒に注文したのがこちらw
タワーみたいになっていますが、甘えびの天ぷら(860円)
揚げたての大きな甘えびの天ぷらは、衣はサクサクで中の甘えびはプリップリで、生で食べるよりも甘みが増している感じでめっちゃ美味しかったです
この日は、昼も夜も天ぷらが続きましたが、どれもサイコーなお味
大満足で、お店を後にしました
お店を出たのが17:50頃。
さすがに外も薄暗くなりかけてきていて、海風が気持ちよく吹くなか旧増毛駅へと戻っていき、18時ちょうどに増毛町を出発しました。
朝6時からの朝風呂から始まった3日目。
札沼線1日1往復日本一早い最終列車乗車旅、絶品さぬきうどん&温泉、新十津川駅独り占め、そして増毛グルメ。
かなり充実した1日を過ごすことができました\(^O^)/
と言うことで、少し早いですが3日目の予定はすべて終了w
この後、寝床を目指して少し車を走らせました。
実はまたまた札沼線方面へと戻っていくので、見た道を戻っていく形で、
旧増毛駅からR231⇒道道94号⇒R275の終着駅ルートで新十津川駅付近まで戻り、そこからもう少し札沼線沿いを南下した『道の駅つるぬま』が今宵のお宿
途中から日も完全に落ちて真っ暗な中進んでいき、19:15に到着でした。
道の駅に到着後は、充実した3日目の回顧と整理をし明日の行程を確認して、お腹も満たされ朝にも昼にも温泉で汗を流していたので、そのまま寝る準備をして21時までには寝ていたと思います
さあ、明日が北海道最終日。
天気が少し悪い予報ですが、何とか持ちこたえてくれと願いながら3日目を終えたのでありました