vol.1からの続きですm(_ _)m
途中何人か乗り降りありましたが、結局始発の稚内駅からの2人に戻って、6:40に雄信内駅を出発。
幌延駅を過ぎたあたりから、天塩川の近くを走るようになり、雄信内駅付近でちょうど開けて天塩川が奇麗に見れる場所を列車が通ります。
雨も降っててどんよりしているのでスカッときれいな景色ではありませんが、雄大な大地の中を天塩川が流れている様子がよくわかります^^
そして、6:47到着の駅が、、、
糠南駅
駅舎もない板張りだけの小さなホームで、奥には牧草地帯が広がっていて、酪農が盛んな場所なんでしょうねぇ
で、駅舎はないと言いましたが・・・
こちらが、糠南駅の待合所。
完全に市販の物置です('□'*('□'*('□'*('□'*)ガビーン!!
鉄道ファンの間ではけっこう有名らしく、両サイドにはちゃんと窓もついていました^^
それにしても、ドアを閉めてこの中で待つのは怖いですよねぇ
開けっ放しだと、冬は絶対待てないでしょうけど・・・
そもそもこの駅を定期的に使っている人がいてるのかが疑問ですけどね^^;
でも糠南駅、今回のダイヤ改正では廃止されませんでした~~( ̄∀ ̄*)☆
廃止になる前に、物置の中を見に行ってみようと思っています
物置駅舎の糠南駅を出発すると、4分で到着するのが~~
問寒別(といかんべつ)駅
6:51着です。こちらは最近新しくされたのでしょうか、小さいですけどけっこうきれいな駅舎でしたw
そして、この駅からなんと4人もの乗客が( ̄□ ̄;)!!
ばらばらに座ってしゃべることもなかったので、団体さんではなく個別に4人と思ってて、こんなとこから4人ものってくるんやぁとビックリしていたのですが、列車が進むにつれて誰かのとこに移動して話したりし出したので、4人の団体さんだと判明しました^^
一気に6人の乗客となり問寒別を後にした普通列車。6:57到着の次の駅は、
歌内(うたない)駅
問寒別駅とは違って、さびれた貨車駅舎となっています。
見るからに乗降客少なそうですが、今回のダイヤ改正では生き残りました
さらに列車は天塩川沿いを進んでいき、7:06到着したのが、
天塩中川駅
趣のある木造駅舎がお出迎え特急も停車する駅で、周辺にはけっこう民家もありそうな感じがありました。
でも、乗降客はひとりもおらず・・・まあ、始発の普通列車ですからね^^;
ちょっと栄えた街中へと入ってきましたが、列車はすぐにまた田舎道を進んでいきます。
8分後の7:14にまず到着するのが、
佐久駅
一見小さな駅のように見えますが、、、、
駅舎はとても大きくて立派
無人駅とは言うものの、駅舎がそのまま『佐久ふるさと伝承館』という施設になっていてるみたいです。
線路も2線あって、列車交換も可能な駅です。こんな田舎に、天塩中川駅と続いて列車が行違える大きな駅が2つもあるとはって感じでした(゚ー゚)(。_。)ウンウン
ここ佐久駅を過ぎると、線路も並行して走る国道40号線も、天塩川の流れに沿って東へと大きく進路を変えます。
そして、次の駅までは約20分のロングディスタンス7:33に到着したのが、
筬島(おさしま)駅
次の駅が音威子府駅なんですが、その音威子府と佐久との間の天塩川沿いにポツンとある秘境駅。もうここ何年も乗降客がほとんどなくて何度も廃止の話が出ているそうですが、今年も秘境駅の一つとして生き残った駅であります。
地図で確認しても、周りにほんま何もなくて、どういう人が利用するのか見てみたいとは思いました
ちなみに、佐久駅~筬島駅の間に、稚内出発から2時間が経過しました。
この間、けっこう時間あっとこともあって、列車内をウロチョロ。といっても、1両編成の車両の後ろに行っただけなんですけどね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
そして、先に答え書いちゃいましたが、8分後の7:41に到着するのが~
音威子府(おといねっぷ)駅
3分の停車時間があったので、ちょろっと列車から降りて駅を撮影しました
稚内へいく時にも紹介しましたが、以前はこの宗谷本線と1988年に廃線になった天北線の分岐駅になっていたので、大きな駅ですよね~
さらに、音威子府と言えば、音威子府そば!
この時は、まさか店主も旅立たれお店もなくなってしまうとは夢にも思っていなかったので、常盤軒まで写真におさめておこうとは、全然頭をよぎりませんでした。
でも、今となってはちょっとだけでも駅舎の中をのぞいて、写真撮っておけばよかったなぁと後悔しております。
改めて、店主のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
この付近の音威子府村の中心地でもあり、これだけ大きな駅なのでもちろん特急停車駅。しかし、ここ音威子府駅でも乗降客はおらず、私一人だけがホームへ降りて写真を撮り、再び列車へと乗り込み、7:44出発いたしましたw
さて、音威子府駅を過ぎると天塩川も線路もまた南へと進路を変えて、5分で到着する最初の駅が、
咲来(さっくる)駅
写真完全にぶれててすいませんm(_ _)m
7:49着。小さいですが、カチっとした駅舎でした。
次は、7:53到着の、
天塩川温泉駅
この辺りでは、けっこうまともな駅舎ですよね^^
駅名の通り、駅から天塩川を渡って少し行ったところに温泉があります。
この温泉はまだ行ったことないので、機会あればぜひ行きたいと思っています♨
温泉にゆっくり入りたいなぁと思いながら天塩川温泉駅を見送り、7:58に到着したのが次の駅。
豊清水駅
まわりに何もなさそうな場所なのですが、列車交換もできる比較的大きめの規模の駅。
駅のそばには、こんな車両も停まっていましたw
こちら、『マルチプルタイタンパー』という名前の、鉄道の保線用機械です。
レールのゆがみなんかを直してくれる装置みたいです。
でもでもでもでも~~~、
この豊清水駅も、3月14日のダイヤ改正で廃止となっていまったんですよ(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-
駅が大きくても、乗客がいないと役には立ちませんからねぇ、、、逆に、大きな駅ほど維持費も高いと思うので、たくさん利用客がいないと維持できませんよね。。。
まさか廃止されるとは思ってもいなかった豊清水駅を出発して、8:04に到着するのが、
恩根内(おんねない)駅
豊清水駅よりは規模小さめな駅ですが、民家も見えてるし存続決定です^^
さらに列車は進んでいき、8:11に到着したのが、
紋穂内(もんぽない)駅
そろそろ美深にも近づいてきて民家とかもありそうな感じなんですが、周りには何もなさそうで、駅舎もご覧の通りサビサビ。。。
で、皆さんも予想されたしょうけど、紋穂内駅も3月14日のダイヤ改正で廃止となってしまいました。
がしかし、廃止されてしまった紋穂内駅なんですが、
なんと、ここで降りた乗客が
しかもその乗客、稚内駅から一緒に乗り込んだ唯一無二の人だったんですよ~( ̄□ ̄;)!!
列車や駅には全く興味も示さず、スタスタ歩いて行ってしまわれたのですが、車も置いてるような形跡はなかったけど、おそらく地元の方で稚内に用事で行っていたんでしょうかねぇ。。。
終点名寄まで一緒かと勝手に思い込んでいたのでちと寂しかったですが、心の中で『さようなら』とささやいていました。
さらにさらに、これだけでは終わらず、なんとここから乗り込んできた乗客もいたんですよ
完全に地元のおばあちゃんで、なぜか餃子の王将のトートバッグを手に持っていました
てか、このおばあちゃんが乗りこむ姿を見て、稚内駅から乗車して約2時間半経過、25駅目にして初めて、
「この列車が地元の人の足となって役立っているんやぁ!」
と、思った瞬間でもありました。
でも、もうこの紋穂内駅もなくなってしまっているので、おばあちゃんは今はどうしてるんでしょうかねぇ・・・
廃止となってしまった駅で、乗降客両方と出会えたのは奇跡的で、今となっては貴重な体験できて嬉しかったです(゚ー゚)(。_。)ウンウン
廃駅でメンバーは入れ替わりましたが、人数は6人のまま次なる駅へと向かうのでありました
続きは、次回vol.3で