3月最初の更新です。

花粉症がひどくて、なかなかPCやスマホに向かって何かしたいという気持ちになれず、皆様のところへも行けず、お久しぶりとなってしまいましたm(_ _)m

また、まったりとお付き合いください猫

 

前回どんなお話か忘れてしまった方はこちらを^^

 

 

 

 

熊を投げ飛ばして倒し、熊とは遭遇せずに無事士別駅に到着。

 

 

前回最後に載せた写真。駅に戻ってきたら、午前中に書いてあった伝言が消されていたので、せっかくなので書かせていただきました^^;

ご覧のように、これからようやく最北の地稚内へと列車で向かいます!

 

この時点で13:35、私が乗るサロベツ1号士別駅14:15発なので、まだ時間はあり駅待合室で旅の行程の再確認などしながらゆっくりすることに。

 

 

ホームも、どちらとも13:46発の列車の改札中。名寄行き普通列車は13:38に士別駅に到着し、旭川行き快速なよろ6号とのすれ違い待ちをします。

 

 

それに乗じて、ちらっと改札を通りホーム内へ。

士別が羊を売りにしているのがよくわかりますね羊

 

 

入線してきました、名寄行き普通列車、キハ40もちろん1両ですw

てか、普通列車なんですが、各駅には停まりません( ̄□ ̄;)!!

士別以降から名寄まで6駅あるのですが、そのうち一つ飛ばしの3駅しか停まらずです。

快速なよろとほとんど変わらないという普通列車。ローカル線ではよくあることなんですけど、普通=各停に慣れてるものとしては違和感ありますよね(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

 

そうこうしているうちに、快速なよろ6号も士別駅に入線してきました。

快速ですが、こちらも1両編成です^^;

 

 

名寄行きはほとんど乗客いませんでしたが、旭川行きは思ってた以上に人乗っていました。

ちなみに、この名寄行き普通列車に乗って名寄まで行って名寄からでもサロベツ1号に乗れるのですが、ここはグッと我慢して?士別駅でサロベツ1号を待つことに( ̄∀ ̄*)☆

 

さてさて、何事もなかったかのように、こうやってさら~~っと列車の話をしちゃっていますが、列車に乗るのは5日目の夕方上川から旭川へ向かうのに乗ったとき以来、約2日ぶり!!

列車のことを書くのも、10回ぶり(ノ; ̄◇ ̄)ノ エエエエェェェェェ-

 

 

『HOKKAIDO LOVE ! 6日間周遊パス』をフル活用した列車旅と銘打ちながらどういうことやねんムキー爆弾

 

とのお叱りを受けそうですが、お待たせいたしました、列車旅再開ですチュー

こうやって旅を思い出しながら、改めて旅日記を書いてると、意外とバスも使っていたんやなぁということに気づき自分でもビックリしているのですが、メインはあくまでも列車ということで(’-’*)エヘ♪

 

 

話は戻りますが、普通と快速を見送って待合に戻ると、改札表示も変わっていました。

これから乗るサロベツ1号の案内です。

 

 

乗車するのは2号車。稚内方面だと、前から2両目となります。

指定券は旭川からになっていますが、バスに乗れなかったときや天候などで予定を変更した時のために、無料なので念のため旭川から取っておきました。

 

 

士別駅に着いた時にもお話しましたが、士別駅が開駅120周年ということで、士別駅の歴史も貼ってありました。

こうやって長い歴史を見ると、重みを感じますねぇ(゚ー゚)(。_。)ウンウン

宗谷本線も利用客がかなり減ってきているようで、小さな無人駅はどんどん廃駅となってきているので、存続も危ぶまれていますが、貴重な鉄路しっかりと残していってほしいものです。

 

こんな具合にウロチョロしていると時間はあっという間に過ぎ、

 

 

ようやくやってきました、サロベツ1号\(^O^)/

士別からの乗客は、写真に写っている人と私の二人だけでした。

 

 

駅の歩道橋から撮影していたのですが、途中駅から乗る時の欠点、列車の停車時間が短いこと!

写真を撮り終えるとすぐに下へ降りていき、

 

 

2号車の表示だけちゃっかりと撮って、せかせかと乗り込みました^^;

定刻の14:15稚内に向けてサロベツ1号が士別駅を出発しました~

たっぷりと堪能した士別ともついにお別れですバイバイ

 

で、乗り込んだはいいものの、切符を片手に座る場所を探していると、なぜかその場所におっさんがビールとつまみを広げて座ってるではありませんか('□'*('□'*('□'*('□'*)ガビーン!!

 

自分の見間違いか!? いやいや、もしかして旭川から乗ってなかったからキャンセル扱いになったか!?

 

とか考えながら、乗り込むときにちょうど乗務員が連結部分にいてはったので、そのまま折り返して確認しに行きました。

『この場所に誰か座ってるんですけど~えーん

と涙で訴えかけると、『ほんとですか、おかしいですねぇ』と言いながら席まで行き、おっさんを追っ払ってくれました笑い泣き

乗務員に連行されていったおっさんがその後どうなったかは、知る由もありませんグラサン

てなハプニングもあり、ようやく自分の席に落ち着いて座ることができました。

 

さあさあ、この後はのどかな田舎風景の連続で約3時間の長旅です。

士別を出てから約15分で名寄駅に到着(14:29

 

 

 

 

停車時間2分あったので、ホームに降り立ってみました^^

名寄市は道北の中ではけっこう大きめの都市なので、駅の規模も大きい感じでした。

14:31に出発してさらに北上していったのですが、歩き疲れか熊との壮絶な戦いの疲れか、この後不覚にも眠りについてしまい、気が付いたら15:15( ̄△ ̄) !!

途中14:50美深駅に停車いているのですが、それにも全く気付かず寝ていたようですぐぅぐぅ

今どの辺走ってるね~んとオロオロしていたら、

 

 

15:24音威子府(おといねっぷ)駅に到着。

以前は、この宗谷本線と1988年に廃線になった天北線の分岐駅になっていたので、けっこう大きな駅で昔は栄えていたんだなぁという雰囲気はたっぷりありました。

 

で、ここ音威子府駅には、『常盤軒』という美味しくて有名な立ち食い駅そば屋さんがあって、もし立ち寄れたらまた行ってみたいなぁと思っていたのですが、コロナで休業中という情報を計画段階で確認していたので今回は断念。

ただ、もしお店がやっていたとしても、士別のモノコックバスに乗りに行ってると、食べに来るのはほぼ不可能でした。

 

と、ここで残念なお知らせが。。。

こうやって今回の一人旅のことを長々と更新していってるのですが、この更新している最中の先日2021年2月7日に、、、、常盤軒の店主さんが永眠されて翌2月8日付けでお店も閉められたというニュースに接しました。

 

お店は1933年に、現店主のおじいさまが創業されたのが起源ということで、88年もの長い歴史のあったお店でした。

3代目の現店主さんは、1975年に引き継がれたということで、お店の歴史の約半分の46年もされていたんですね。

音威子府で作られた真っ黒い特徴のあるお蕎麦で、出汁も美味しくて、立ち食いそばの域を完全に超えていた、とても美味しいお蕎麦だったので、もう食べられないのかと思うと残念でなりません。

是非もう一度食べてみたかったですが・・・・店主さまのご冥福をお祈りするとともに、長年の営業本当にお疲れさまでしたm(_ _)m

 

 

ちなみに、こちらが常盤軒の店構えと音威子府そば。

哀悼の意も込めて、昔の写真引っ張り出してきました。

2009年6月に訪れていました。もう12年も経ってたんですね^^;

12年経った今でも、この特徴的な黒いそばははっきりと覚えています。

もうお店はありませんが、また音威子府にも行きたいと思います。

 

さあ、旅の再開。

15:25音威子府駅を出発し、さらに先へと進んでいきます。

ここから2つ先の佐久駅までは天塩川に沿って西に進み、佐久駅からは天塩川も宗谷本線もまた北上していきます。

2つ先の駅と言っても、次の筬島(おさしま)駅までが約7キロ8分、筬島駅から佐久駅までが約20キロ20分のロングコースとなっています^^

 

 

 

あまりいい写真がないのですが、天塩川のこんな近くを列車は走っていきます。

そして、音威子府駅から約30分後の15:56天塩中川駅に停車。

その後も、しばらくは天塩川沿いを進んでいきます。

 

 

 

天塩中川駅をすぎてしばらく走ると、少し開けて川の流れがよくわかる場所にさしかかったときに、列車はスピードを緩めましたびっくり

最初何か動物でも出てきたのかなぁと思ってたんですが、景色を楽しんだり写真を撮りやすくするために減速してくれていたみたいです!

釧路でノロッコ号に乗った時もしてくれてましたが、普通の特急列車でも粋な計らいをしてくれるのは嬉しいですよね(゚ー゚)(。_。)ウンウン

 

さらに、16:28幌延(ほろのべ)駅に到着し、16:29出発した後しばらくして見えてきた景色がこちら。。。

 

 

写真中央部、なんだか山のようなもの見えますよね?

 

 

そうです、これが利尻山、通称『利尻富士』です!!

曇っていたしおそらく見えないだろうなぁと思っていたところに、突然目に飛び込んできたのでびっくりしましたが、間違いなく利尻富士です。

車で行くと、この辺りの日本海岸をを走る日本海オロロンラインの道道106号からきれいな利尻山の姿を見ながらドライブすることができるのですが、列車に乗っていてもこうやって利尻山の姿が拝めるとは、めっちゃよかったですw

夕闇に雲までかかって山頂は見えている状態、なかなか幻想的な風景でしたよ。

利尻富士を見ると、最北に近づいてきたなぁと実感いたします。

利尻富士の姿を見て最北感に浸りながら、16:43豊富(とよとみ)駅に到着。

 

 

 

豊富町には、豊富温泉ってのがあるのですが、この温泉、石油成分が含まれている温泉なんですよびっくり

一度入りに行ったことがあるのですが、確かに体はめっちゃ温まっていいのですが、石油のにおいが強くてしばらく身体からにおいがとれず、車の中もオイル漏れしてるんちゃうかなと思うくらいくさくて、まる1日窓開けっぱなしで車走らせた記憶が蘇ります^^;

温泉自体は体も温まって良かったので、ご興味ある方は一度お試しください( ̄∀ ̄*)☆

ちなみに、この豊富町の付近がちょうど北緯45度で、車を走らせているとそのモニュメントなんかもあります。

私が住んでいる大阪の隣、兵庫県明石市が日本標準時の北緯35度なので、そこから10度も北に行った場所となります。

 

豊富駅を出発した後も、

 

 

きれいに利尻富士の見える景色が続いていき、抜海(ばっかい)駅手前辺りでちょうど一瞬日本海が見える開けた箇所を通るのですが、

 

 

このように、何も邪魔するものがない状態で利尻富士の姿を見ることができるんです音符

しかも、ここでも列車は景色を楽しめるように減速してくれます\(^O^)/

曇り空だったのでうっすら鹿見えなかったですが、晴れていたらめっちゃきれいに見ることができるんでしょうねぇ。。。

車窓からの景色を存分に楽しめるローカル線の旅、車とは違った魅力もあり良いものですラブラブ

 

この後は、稚内市中心部へと列車も進んでいき、17:19南稚内駅に到着。

 

 

南稚内駅では、降りている人けっこういてました。

そしてそして、17:23ついについに~~~~~

 

 

日本最北端の駅稚内駅

 

やりました~\(^O^)/車では来たことがあったのですが、今回は列車に乗って到達して降り立ったってことに価値があります!

車で来た時とは実感が違いますね。

確かに、車で自力で最北端の宗谷岬に行った時にはものすごく感動したのですが、駅に行ったときはそれほどの感動はなかったんですよ。

でも、今回は列車を乗り継いで乗り継いでようやくたどり着いた駅、ということで、宗谷岬にたどり着いた時と同じくらいの感動を覚えましたえーん

 

 

士別駅ではゆっくり撮れなかったサロベツ1号の姿もしっかりと撮り、旭川からの長旅お疲れさまでした~w

 

 

 

改札手前には、こんな表示も立っています。

ついに鉄路でたどり着いた最北の地。

1歩1歩踏みしめながら、改札へと進んでいくのでありました音譜音譜