1.成田空港(NRT)→北京首都空港(PEK)
1)成田空港へ
今回は珍しく日暮里から京成本線特急で成田空港T1へ。途中の酒々井あたりは田圃が広がり、北総線とは異なる車窓です。
今日は、中国国際航空に乗ります。スターアライアンスに所属しておりますので、T1南ウイングにチェックインカウンターがあります。南ウイングで国際線のチェックインは、国内線を除くと約40年ぶりになります。
映画「探偵物語」で薬師丸ひろ子が松田優作と別れるラストシーン、あの時代でした。あれはノースウエスト航空の設定でしたが。
2)チェックイン
中国人(中国系航空会社)は、行動開始が早いですよね。出発2時間前を切っていましたが、チェックインのピークは過ぎているようです。
自分は、エコノミー席ですがStar AllianceのGoldなので、ビジネスクラスでチェックインします。すいているからと言って、エコノミーでチェックインすると、ステイタスが全く反映されないことがあるからです。
ラウンジは、UA。ANAでも良いとのこと。搭乗口が32番なのでUAのラウンジが近いからですね。第3サテライトの根本あたりにあります。
北京の乗り継ぎ時間が長いので(約7時間)、無料のトランジットホテルを予約したのですが、それについては到着してから現地係員に聞いてくれとのことでした。
3)搭乗フロア
保安検査を終えて、階段を降りて行きます。
昔は、向こう側は、全面ガラスで無かったので見送人が見えていました。
UAは雑そうなので、遠いのですがきめ細やかそうなANAラウンジに向かいます。
搭乗時刻が迫っていますので、急いで軽食を取ります。
前に書きましたが、中国系は行動が早いです。1時間前には全員集合的な。
とりあえず、サラダと稲荷を食べて、次に定番のカレーを。
飲み物は、カンパリがあったのでソーダで割って終えます。
搭乗口近くにあるUAのラウンジ。
何が気になるのか、じっと立ち止まる人。
時間が無いので、立ち去るのを待てずに撮影。
今日乗る中国国際航空のA330です。
何となく地味な。
何となく色彩が昔のアエロフロートに似ている気がします。
青のラインに赤のマーク。
今回の出発時刻(DepartureTime)は15:15。搭乗時刻(BoardingTime)が14:35です。日系です搭乗開始が遅れることが多いのですが、逆に中国系は早まることが多い気がします。
今回も、14:35を目標にしましたが、5分遅れたら、ビジネスクラスの優先搭乗レーンには人がいなくて、エコノミー席の人がもう搭乗しています。
搭乗が早くても、その分早く着くわけでは無いのですが。自分は窓側席です。
通路側の人が先に座って、おまけにシートベルトまでされていたら、わざわざよけてもらわなくてはならないので、申し訳ない気分になりますし、時間ロスになります。通路には次々と乗り込んで来る客が続いていますから。
4)機内
2-4-2(AC-DEFH-JL)のシート配置(アブレスト)です。自分は窓側のLです。
最近は好んで767を選ぶことが多くなりましたが、2-3-2が良い点です。
767は高齢化していますので、早晩更新になると思いますが、A330-neoなんか良いと思います。
特にJALはA350-900、-1000とAIRBUSが続いていますから。付け加えて、不具合の多い737MAXはやめて、A321にして欲しいですね。
最寄りのA滑走路(34L)で離陸し、西に向かいます。
木曽は雪が見えます。
機内食はパスしました。
ラウンジで食べましたから。
水をいただきます。
お酒は出ません。
と思ったら食後に1回だけ。
ワイン(白)をいただきました。
なお、到着は定刻どおり18:40、日本時間では19:40です。所要時間は4:25でした。
5)北京首都空港
空港は撮影しませんでした。
逮捕されると困るから。
でも、建物内はOKかと思い、ラウンジだけは撮りました。
自分は、無料のトランジットホテルを予約していますので、乗り継ぎではなく、出口に向かいます。
乗り継ぎのカウンターには人がいません。
出口前で、「外国人入境カード」を記入し、入国審査を受けようとすると、追い返されます。VISAが必要だと。
トランジットはVISA免除のはずですが、中国語ができないのでうまく説明できません。
24時間以内なら入国不可と言っているようなのですが、入国審査官ではなく、相手は通路で誘導している人です。
入国拒否は、想定の範囲内なので仕方なく、乗り継ぎのゲートに向かいます。
搭乗券と旅券で提示し、再度、保安検査を受けます。
以前、中国からの出国で折りたたみ傘で引っかかったことがありますが、事前のポスターに傘の絵が無かったので安心していました。
直前になって傘の絵がありました。慌てて、傘を取り出します。想定の範囲内です。
保安検査を受け、エレベーターで階下に降り、VIPラウンジの案内を頼りに歩きます。
エレベーターであがるとラウンジがあります。
搭乗券には搭乗口が空白でしたが、受付時にボールペンで記入してくれました。
そして、隣にWi-Fiのパスワード等を発行する機械がありましたので、旅券を読み取らせて発行しました。
中に入ると、すぐに軽食コーナーがありましたので、水、ビール、サンドイッチ、カットフルーツ、ヨーグルト等をいただきます。
写真を見ると、ヨーグルトがこぼれているように見えますが、白いのはテーブルの柄です。
奥にもスペースがあるので、行ってみると、ホットミールがありました。
が、気が付くのが遅かった。深夜はホットミールは休業です。
下の写真の場所で仮眠しました。
テーブルと椅子の高さの差が少ないので、上半身をテーブルに投げ出すと、適当に眠れます。
なお、反対側の上の階は保安検査場です。下の階にはイスがあり、3席独占して寝ている人が見えました。
翌日1:55出発の1時間前まで、ラウンジで仮眠します。