4 第3日目(全州→ソウル)

今日は鉄道でソウルに移動します。事前にネットで予約済みです。
お昼を食べたら全州駅に向かうことにします。

午前中は全州韓屋村を散策します。

最初に宿のある横丁を出たところで1枚、チョンヨン楼というのかナムチョン橋というのか分かりませんが、屋根のある橋です。

 

全州府城という城郭の豊南門です。ソウルであれば南大門みたいなものです。

 

 

その西側にある殿洞聖堂、キリスト教会です。

 

 

その北側にある慶基殿。

李氏朝鮮を起こした李成桂の肖像画(御真)を納めた御殿であり、全国何か所かに建造したようです。同じように、日本では戦前、奉安殿に教育勅語と御真影(両陛下の写真)を納めていました。

 

 

李成桂の肖像画(御真)です。

 

 

全州といえばビビンバ。お昼は店が大きそうな盛味堂に行きました。

 

 

ビビンバとマッコリです。

全州にはマッコリタウンが何か所かありますが、数人分のセット料金のようであり、一人で行くような場所でないようなので行きませんでした。ペットボトルのマッコリで我慢します。

 

 

全州駅に向かいます。乗るバスの番号は119か999と調べておいたのですが、バス停は2~3か所に分散しており、そのバス停に何番のバスが停まるか調べなくてはなりません。

最初のバス停には、その番号は表示されていません。隣のバス停にはその番号が表示されていますが30分待っても来ません。

 

不安になり、上流側に歩いてバス停を変えます。移動後のバス停には多くの系統のバスが停まるようでおばちゃんたちがいっぱいです。電光掲示板に119と999の文字、それと待ち時間も表示されています。

3台くらいまとまって到着し、最後尾が119です。おばちゃんがいっぱいなので後方にいたら通過してしまいました。バスが来たらかき分けて乗るアピールが必要なようです。その2~3分後に999に来ましたが、最前列で待ち、無事に乗り込みました。

 

全州駅は中心地からはずれて郊外にあります。それなのでバスの便が悪いのだと思います。

 

 

無駄に広いホームです。

切符はインターネットで予約しました。新幹線に相当するKTXは味気ないので、ムグンファ(特急・急行に相当)を予約しました。席番号はA.B.Cではなく、1.2.3の数字で表示されています。数字の場合、単純に(窓1.2通路3.4窓)の場合と(窓1.3通路2.4窓)の場合が考えられます。

2度ほど試してみて、45が表示されましたので購入しました。45は4×11+1なので、どちらの場合でも窓側になります。

なお、終着駅は龍山になります。

 

 

ムグンファです。電気機関車+客車なので、室内は静かです。

 




予想どおり窓側席でした。

韓国は標準軌(新幹線と同じ)なので広いはずですが、シートは狭軌と変わりがなく、通路が無駄に広いような気がします。


 

それから、チケットですが、長距離列車の駅では改札がありません。プラットホームまでは自由に出入りできます。入場券などは売られていないと思います。

車掌らしい人が車内を往復していますが、指定された席に座っていれば何もありません。声をかけられているのは、空席のはずの座席に座っている場合だと思います。

 

今日は、ソウルの安国にあるゲストハウスに泊まります。トイレ、シャワーが共同で、個室のシングルです。下宿というか洋室の間借りといったイメージです

地下鉄で龍山から安国に移動し、仁寺洞の通りを歩きます。にぎわっています。コンビニ(GS25)で買い物をしてからチェックインしました。