女性のための

広島ネイチャーナビfukuです。

(屋号:ネイチャーガイド&アートひょんのき)

はじめましての方  →プロフィール

 

======================

山、野、川、海辺、を案内しています。

ご縁を大切に、

学び笑いある「横あるき」を実践中。  

※現在 横あるき

2015 より230回実施継続中。

======================

今回の横あるきは、

隣県の

山口県光市室積(むろづみ)の岬にある

自然散策路

 

瀬戸内海では知られた光市の虹ケ浜海水浴場から

東に延びる浜は松原になっています。

その行きつく先がこの地形。

細長い平らな地面の先に盛り上がった山が海に突き出します。

 

陸繋砂州(さす)=トンボロ

函館山と街や、江ノ島、などに、このような地形があります。

 

コースは、お客様の体力と時間を考えて

普賢寺付近からの山道入口を選び

杵崎神社~峨嵋山117m(がびさん)

~護国神社~鼓が浦~象鼻ヶ岬~普賢寺~みたらい燈籠堂

と、山の散策コース全てではなく、半分位です。

 

ちなみに自然散策路・東西ルート全長は4.7KM となっています。

 

 

バス停「室積公園口」が終点その付近の

看板の背景が正に峨嵋山ですね。

 

 

直進して、左手(東)に折れるとすぐに見えるこの山門。

 

 

上がりきった先に杵崎神社。

社伝によると。。。この風景に見合う物語。

 

 

 

そして、東側に登ると直ぐにある、

峨嵋山山頂の117m

昭和4年に、秩父宮様が登頂されたその記念碑。

 いまは回りの樹々が伸びて覆いつくしているけれど

当時はここからも瀬戸内海や御手洗湾、中国地方の山など

見えたと思う。

 

付近のコンクリート製の椅子が、いまは埋もれ掛かっていても

そこは段になっていて、きっと見晴らしがよかったはず。

 

巨木が多くある。

 
 
こちらは、維新の志士や太平洋戦争の戦没者を祀る護国神社。
少し低い位置とはいえ、ここの山の中に広い幅の平らな場所は希少。
 
 
 山の海側は絶壁ですが、
標高差の低く、窪んだ位置から、浜に降りて行けます。
↑上から眺め見た浜と、降り立った浜辺風景。
 
こちらは、初夏にクサフグの産卵が見られる場所。
 
その後は、もう一山のピークの
鼓が浦から眺め。
その名の通りの形状、象鼻ヶ岬。
 
南は瀬戸内海の島々もみえます。
清々しい風景。
 
 
象鼻ヶ岬の中には台場という、
過去、有事に備えた
積み石がありました。
この先に大師堂。
桜が咲くとさぞ綺麗でしょう!
 
 
内側の、御手洗湾沿いに
八十八の石仏。
其々に、竹筒のお賽銭箱。
おや?魚釣りの誰かさんが、
ルアーを持たせて行ったようですね。
 
 
山裾には何ヵ所かの山道口がありますが。
こちらは、護国神社への正式な
山門かしら。
 
 
しばらく歩くと、降り立った直ぐの、歴史のある普賢寺。
仁王門が立派ですが、かなり後に建てられているのですね。
 
 
ぐるりと、堀のある趣あるお寺、となりに雪舟庭園があります。
 
最後に御手洗湾の象鼻ヶ岬を見渡す
反対岸へ。
 
こちらには燈籠堂(復元)があります。
 
夜にも回船がつけるようにしたのですね。
 
そんなわけで、ゴールは最初のバス停より1つ北側にして、
JR光駅へ20分乗車しました。
 
3月3日で春めいているかと思いきや、
前日は雪が山陽でも降って、当日の朝の気温もマイナス。
 
昼も7~8度という、、最近15度の小春日和にも
身体は緩み、また冷えにさらされたりと
管理はやさしくなかったですが、何とか安全に終えられました。
完歩頂き
ありがとうございました。
 

 
次回は、広島市からほど近い、坂町の公園付近あるきです。
やはり海沿いです。瀬戸内らしい風景を堪能している1~3月。
お楽しみに。