9歳から34歳まで続けた
フィールドホッケー。
鹿児島選抜チームの監督がLINEしてくれて。
決勝戦に勝ち残った後輩達を
応援に行って来ました。
18歳から、34歳まで鹿児島成年女子チームの仲間と
九州、全国を巡り勝負して来た。
国体に出場出来るのは九州でたったの1チーム。
狭き門をくぐり抜ける為に
暑くても寒くても練習を共にした仲間。
いつもみんなで
勝って喜び
負けて泣いた。
1番良いパスを探す。
胸が熱くなりました。
レギュラーメンバーの水分補給や汗拭きの準備。
監督は、いつも言ってくれた。
『俺達は常にチャレンジャーだぞ。
だから、何も怖いものは無い。
ただ、チャレンジするだけだ。
自分達を信じろ。行って来い。』
そして、勝っても負けても言ってくれた。
『よく頑張ったな。』
私にとっての青春の場所は
今でも素晴らしい後輩達が
引き継いでくれて輝いていました。
『忙しいのに、来てくれて有難うございます。』
って。こちらが有難うだよ。
勝負は同点で終わり
サッカーで言うペナストへ。
みんなで肩を組んで勝利を祈る。
結果は…
勝負とはいつも美しくて…
残酷です。
悔しい気持ちや、結果を出せなかった後悔。
全部抱きしめて、応援してくれた方々に
お辞儀をする。
どんな気持ちで彼女達がお辞儀をするのか…
痛い程分かる。
自分も歩んできた道だから。
だれも、責めたりしない。
よく頑張ったねって言ってくれる。
でも、自分は自分を責めるよね。
そして、又強くなりたいと思う。
その後ろで、キーパーと肩を組む胸の内。
伝わって来る。
現役時代、
仲間のお陰で九州大会で優勝を勝ち取り
国体に3回出る事が出来ました。
でも、その裏側では
数え切れない負けを経験しました。
国体に3回出たけど
そこでは、日本一にならなければ必ずどこかで
負け
が待っていました。
勝ち続ける事の難しさも
負ける事の悔しさも
雨風に耐える事も。
泥まみれになる事も。
本気で喜び合い
本気で泣き合う事も。
ここで、学びました。
みんな、有難う。
鹿児島成年男子は、
同じく決勝戦に進出し
同じく同点で最後の最後で
優勝を勝ち取りました。
みんなで喜び合う姿に
応援する側もみんなで喜び合う。
国体で、最後の最後まで頑張って来てね。
スポーツとは
人生哲学だ。
勝ったチームは
負けたチームに敬意を表し次の試合に挑む。
負けたチームは
勝ったチームに敬意を表し
勝ったチームの勝利を祈る。
それが
最も強いチームだ。
みんな
感動をありがとう。
感謝