ギブアップ。 | koutablog

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絵とかギターとか模型とか。

あけましておめでとうございます。

 

 

 

 

- 以下閲覧注意 -

 

 

 

 

膀胱炎が治らないと言ってる間に

なんとなく左わき腹が痛い気がしてきて

触るとちょっと腫れてるような?

 

そのことをかかりつけ医に伝えると、

即大きな病院に行ってくれと言われ、

市立病院に紹介状を書いてもらい行くことになった。

 

まずはエコーで見てもらうと腎臓に大きな腫瘍があると言われ、

CTを撮った時点でガンの可能性があると言われた。

 

後日

PET-CTという体内の糖の動きを見る機械で見ると、

(がん細胞に真っ先に糖が集中するらしい)

大きい腎臓の腫瘍はガン。

さらに肺数か所、右腕、腰に転移が見られた。

放置すれば1年もたないらしい。

 

 

ギブアップ。

 

実家旭川に帰る事になった。

一人暮らしで恋人も友人もいないので、

倒れでもして発見が遅れればジ・エンドだ。

幸い親父はまだ元気だし、近くに弟家もある。

札幌に居続ければ、

がん患者だろうがコキ使われる会社であることも要因。

動けるうちに早々に引っ越すことにした。

 

放置すればどんどん進行していくので、

またも即旭川医大に紹介状を書いてもらい、

CT、PET-CTのデータを送ってもらった。

↑いまここ

 

その後がん細胞を少量取って、

どんな抗がん剤が効くのか、

それとも放射線治療なのかなどを

その細胞から調べるらしい。

とにかく手術でどうこうできるレベルではないらしく、

運良く治療が効きガンが小さくなってくれば、

そこで初めて腎臓摘出か切除かという感じだそうだ。

 

 

3月に入れば世の中は進学・就職・転勤。

引っ越し業者が予約で一杯になるかもしれない。

かと言って4月まで待てば、

オレ自身が引っ越し準備どころではなくなるかもしれない。

 

2月中に引っ越すことになった。

旭川医大の初診が8日、

その後がん細胞を少量取るのに2日程入院。

次に検査結果が出るまでには少し間が開くらしいので、

その期間にすばやく引っ越すことになった。

(病院の都合等もあるのでそううまく行くとは限らない)

 

逆算するとあと2日しか出社できないことが判明。

この会社でデザイナーはオレ一人。

新人を入れて教育する時間も、

引継ぎをする時間すらもない。

その辺は少々申し訳ないことになったが、

まぁしょうがないよね笑

 

 

 

 

死ぬ覚悟はできていた。

死のう死のうと思っていた時期も何度もあった。

ガン宣告されてもどうということはなかった。

引っ越しや退職の件、国保等の各種手続きが

頭をグルグルしているのもあるが、

さすがに夜眠れなくなった。

 

「死のう」「死にたい」の口癖(一人でいる時の独り言)

は出なくなった。

やっと正式に死ねるという安堵の気持ちが数%ある。

 

 

とりあえずは、

早く生活を安定させて

プラモでも作りたいな。