※妄想のお話です。
ラストだ!
あと紙芝居早く見たい!!(仕事中)
【Side 大野】
「はぁ…。」
部屋のベッドにとすんと倒れこむ。
疲れたんじゃなくて…なんかいっつも、部屋に帰ると悲しくなる。
勉強なんてしたくないのに、勉強会は楽しい。
変なの。
翔くん先生といると、いっつも心の中がぽわ~ってあったかくなって、きゅーってなる。
何でだろ?
因みにニノといるとすっごい落ち着いて居心地いいし、
相葉ちゃんといるとワクワクして楽しいし、
松本先生といるとちょっとドキドキする。
でも…なんか翔くん先生だけ別。
ちゅーしてるからかなぁ?よくわかんないや。
おいらバカだし。
~♪
あ、電話だ。
えっと~…あ、ニノ!
夜の8時前なのにどうしたんだろ?
『あ、ドーモ。なぁ智、また行こうってばぁ~。』
あ~またこの話!
「ダメ!卒業してから!!」
『は?卒業?何でだよ。』
「翔くん先生と約束したの~。それよりニノは大好きな相葉ちゃんと行けばいーじゃん!」
『ばっかやろ、考えてみろ!普段からキラキラしてる相葉さんが上半身裸で水も滴るいい男で更にイケメ度が増して目が眩むどころか潰れる位最高なオトコになんだから危険度増すだろ!!』
「…危険度…?いけめど…?」
『全人類から狙われちゃうだろ!しかもこの前は隣に松本もいて無駄に色気垂れ流しててめちゃめちゃうざかったし…』
「んふふ、先生たち女の人からいっぱい声かけられてたねぇ(笑)」
『でしょ?だからもう絶対行きたくないのよ。俺警護すんの大変だったんだから!行くなら海に二人っきりで…夜とかにさ、月明かりだけで一糸まとわぬ姿でさぁ、二人絡まりあって……おっと鼻血が』
「鼻血?大丈夫?チョコ食べ過ぎたの?でも…裸で海の中にいたらクラゲとか刺されそう…」
『んっとにお前は夢ねぇなぁ。それでも男かよ!とにかくまだまだあっついんだし。行こうよ。プール。』
も~。
どんだけ断っても「もっかい行こ~」って言ってくるんだもん。
この前相葉ちゃんと松本先生と行ったの、確かに楽しかったけどさぁ。
「絶対またニノ滑り台行くじゃん!おいら見てるばっかりじゃつまんないもん!」
すーっごい大きい滑り台…っていうかスライダー?っていうの?
めっちゃ怖そうなやつ!!
『何よ。お前Jとか相葉さんと楽しそうにしてたじゃん、真正面から水しぶき受けて。』
「それはそれでお水冷たくて気持ちいいし楽しかったけどぉ~…。でも最後の方とか三人で乗る浮き輪で滑ってた時とかおいらずっと一人ぽっちだったもん!」
『お前が来ないから悪いんだろ!一緒にやろって散々誘ったじゃねぇか!主にJが!!』
「だってぇ、お尻痛いって言ってたじゃんニノ~。」
『そうなんだよ、ケツ痛いんだよなあのスライダー。(まぁ、相葉さんと乗った時色んな意味で力入っちゃって変な体勢になっちゃったことが原因なんだけど…)』
「そんなのやだもん。おいら痛いのとか怖いの苦手。」
『じゃぁ潮吹きエリア行けばいいじゃん。あっちもなかなかスライダー面白そうだったじゃない。無駄にクジラでけぇから遊べる範囲少ないけど(笑)』
「うん、おいら潮吹き噴水は中学の時から平気だけど…クジラさんの背中滑るスライダーはちょっと怖いんだよね。松本先生がおいら抱っこしながら滑ろうとしてくれたけど、そんなん絶対恥ずかしいもん!」
『噴水結構勢いあるから面白いよな。ていうかJ、あの公共の場でそれして俺と同じく前が大変なことになって変な姿勢で滑ってケツ痛めれば良かったのになあのド変 態 保健医。』
「え?何て??」
ニノ、たまにぼそって言うから聞こえにくい!
『何でもねー。とにかくJをお前と二人きりにさせない為に俺、スライダーにJを連れてってたんだからな!(本当は「楽しいけど一人は怖かったから」ってだけだけど)』
「そーなの?別に二人でも良かったのに。あ、そういえば今度は翔くん先生も一緒に行ってくれるんだって!」
『うわ…サクショーあーゆーの苦手そうだな(笑)』
「でしょ?だから翔くん先生となら怖くないかなって…翔くん先生のが怖がりそうだから(笑)」
自分よりも怖がる人がいたら何でか平気になるんだよね~。
だから翔くん先生となら怖くないかも?って思ったんだけど、実際はどうだろ。
『間違いないわw絶対ビビると思うよw』
「そう思うよね(笑)あ、翔くん先生がさぁ、怖かったら途中でやめればいいって言ってたけど…無理だよねぇ?」
『どう考えても無理だろ。スライダー途中でやめるってどういう構造なのよそれ。バカでしょやっぱり。』
「でも、まずはおいらを慣らすよう頑張ってくれるって言ってた!」
『スライダー慣れるようサクショーが何やんのよ。自分の力で慣れなさいよお前が。』
「まずは楽器習うことから始めるって言ってた。」
『はあぁぁ???アイツ思考回路大丈夫?暑さで溶けた?』
「んふふ、翔くん先生が賢いの知ってるくせにぃ~。多分すごい方法があるんだよ!よくわかんないけど。」
『いやいや、結構頭ヤバイ人だからねあの人。勉強出来るイコールじゃないんだって。マジで。ほんと何もされてないでしょうね?俺夜は毎日相葉さんの家の周りうろついて偶然を装って部屋に上がり込み大作戦(通算17回)を決行してるから…まぁ何だ、マジで危ない時にはJを呼びなよ。』
「危ない?おうちだから危ないことなんもないよ?火事とかだったら救急車呼ぶし!」
『消防車な。どっちにしろ一緒だけどね、電話の入り口。まぁどうでもいいや、とにかくプール考えといてよ!めちゃくちゃイルミネーション綺麗なんだって!』
「いるみ…って、夜行くの?」
『スライダーじゃないならいいんでしょ、お前は。ナイトプールってやつがあって、大人と一緒なら入れんだってさ!スライダーチャレンジはやめて遊びってことで!最初は優しいラインからいって徐々に慣れりゃいーじゃん!
とにかく俺は折角の夏休みなんだから開放的になりたいんだよ!来年受験なんだし今のうちじゃん、アオハルってやつ!勉強もいいけど裸の付き合いも大事だろ?部屋ん中ばっかじゃつまんなくなるからさ、夜に外出て頭スッキリさせてまた次の日から勉強に取り組めばいいじゃん!ってサクショー誘っとけ!
俺は今から相葉さんの家に上がって脱DO-TEI☆してくるぜっ!!そんで裸に慣れて余裕出たら相葉ちゃんともプール行ける!「一石五億鳥✨」位の価値がある!!じゃなっ!!』
「ちょっ…、あ、切れちゃった…。いっせき…咳一つで五億兆ってすごいなぁ…」(※石だし鳥です)
だつ、どーて…?何だったんだろ。
にしても…ニノってほんと諦めないなぁ。
毎晩出歩いてて怒らないおばちゃんも流石だけど。
相葉ちゃんにそのまま「いーれーて!」って言えばおうち入れてくれそうなのに。(相葉先生は小学生ではありません)(しかも二宮さんが相葉さんに言うと恐ろしい意味になりそうです)
でも…偶然会いたいんだよね。
ちょっとわかる…かも?
おいらだって、約束してない時に翔くん先生に会ったらうれしくなっちゃうもん。
帰る時、ちゅーした後いっつも翔くん先生とバイバイしたくないなぁって思う。
来週まで待ってらんない!
どっかで会えないかな~って。
翔くん先生の顔、すっごいカッコいいから見たくなるんだよね♪
んふふ。
おいらはニノとの電話が終わった携帯の画面をつけて、翔くん先生とのLINEの画面を開いた。
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翔くん先生!
今日はいっぱい勉強ありがとうございました。
おいらちょっと賢くなったと思うよ!
アイスもごちそうさまでした🍀
ほんで、ニノがね、夏休み中に翔くん先生と
ハダカの付き合いしたいから夜あそぼって!
今ね、ニノは相葉ちゃんに
いれてもらいにいってるらしくて、
よくわかんないけど
慣れたら相葉ちゃんも一緒にって言ってた☆☆☆
なんかね、夏休みだし
開放的になりたいんだって!
部屋の中ばっかりじゃつまんないから
夜のお外でスッキリしようって言ってた!
おいらと一緒においでって言ってたけど…
先生と卒業までやめとくって話してたし、どうしよう?
最初は優しくしてくれるって言ってたし、
三人で…はダメかなぁ??
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は~長い文章疲れちゃった。
ぽい、と携帯をベッドに投げると、ぴろん♪とすぐに音が鳴る。
あれ、翔くん先生?
いつも早いけどこれは早すぎるよなぁ、と思ったら…
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絶っっっっっっっっっっっっ対
ダメ!!!!!!!!!!!
却下です!!!!!!!!!
二宮に「お前はこれ以上開放的になんじゃねぇ」って
言っといて!!!!!!!!!!!
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と返ってきた。
やっぱりかぁ。
だってスライダー克服してないのに遊ぶだけとか怒られちゃうよね。
あーぁ、翔くん先生と夜のいるみねぇしょんの綺麗なプール、行きたかったなぁ。
END
reoちゃん、おめでとう~♡
本当に遅くなってごめんね( ;∀;)
そんでこんなくだらないオチでごめん(笑)
また世間が落ち着いたら
一緒に喫茶行ったりDVD観賞したりしよーね゚ 。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。 ゚
山会したいよー!!
そして皆様とも!!
落ち着いたら、是非とも山の民で集まって騒ぎたいです!!!✨
以上、気まぐれに出没するタカでした。(笑)