※妄想のお話です。
私たちには期限があります。
どうか1年間はそっとしておいて下さい。
…Ne!!!←
つーわけで凹んでるor荒れてる淑女の皆々様
頑張って書き上げたYo!
久々すぎて何がどうなってるかわからないYo!!
長いから読み返す気にもなれないし(笑)
でも少しは気分転換になればいいな♡
泣いても笑っても1年なんだ!
外野の言葉はシカトしていきましょう!!!!
私は私の目で見たものと5人の言葉以外信じない。
…そんな身体に、私はなりたい←
「…とりあえず良かった…。」
櫻井さんの実家へ押しかけた帰り道。
足の力がぐらっと抜けそうになる。
「はぁ~緊張した…。」
アルファのオーラは、いくつになっても消えない。
櫻井さんの方がずっと強いけど…アルファのお母さんと二人でいるのは、元来の『恋人の親』という緊張感よりも更にそれが増してしまう。
こういうのも偏見だ。
アルファだから萎縮してしまう、なんて。
俺がこんなんでどうする。
鞄を脇に抱え、パン!と両頬を叩く。
ジンと痛むのは先程叩かれた左頬。
毎週月曜日。
櫻井さんのことを育ててくれたお母さんに、櫻井さんのことを少しずつでも伝えよう。
俺が今出来る最善のことだと信じるしかない。
そして俺も。
正直に話そう。
少し警戒してしまっていることも、櫻井さんへの気持ちも──。
駅が見えた頃、携帯のバイブ機能が一件の通知を知らせる。
ディスプレイに並ぶ愛しい名前に頬が緩む。
と思ったのに、
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そろそろ家着きました?
俺は今日仕事家に持ち帰って徹夜になりそうです…。
疲れたから大野さんのすべすべな肌を
抱き締めながら眠りたかったのに(泣)
まぁそうなったら眠る前にひと汗…
いや三汗位はかきますけどね!
昨日は一回しかさせてもらえず
我が息子は欲求不満now!です。
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な、何言ってんのこの人!
文面だと余計に恥ずかしいんだけど!!!
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帰り道だよ。
お疲れ様、無理しないでね。
あと変なこと送ってこないで!
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携帯の入力はあんま得意じゃない。
一生懸命打ってはたと顔を上げると、駅にある鏡にニヤけた自分の顔…。
しかもお母さんに叩かれた片方の頬が少し赤くなってて、余計に不格好!
うう、恥ずかしい…。
櫻井さんのこととなるとすぐにこれだ。
アルファだと偽る為に必死で鎧を被って生きてきたのに、今の俺は気が緩みっぱなし。
俺って今までどうやって生きてきたんだろ。
ヴ、とまた携帯が振動する。
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今日遅かったんですね。
気を付けて下さいね?
あと、風呂入ったら電話したいんで連絡ください。
大野さん不足で死にそう…。
声聴かないと頑張れない…。
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…昼間電話したばっかじゃん。
何言ってんだよ、もう。
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バカ。
分かった、お風呂入ったら電話する。
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そう打って顔を上げると、
ホームに流れてきた電車の窓に自分の緊張感ゼロな顔が映ってて慌てて携帯をしまった。
何だかんだ言って、すごく櫻井さんとの電話を楽しみにしてたみたいで。
ご飯も適当に買って帰って、急いで食べてお風呂に入った。
しかも…何となく丁寧に身体を洗ってしまった。
べ、別に電話の後1人で~とかそんなこと考えてないよ?!
って俺は誰に言い訳してんだ!
髪の毛も雑に拭いて、そそくさと携帯に手を伸ばす。
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今いい?お風呂終わったよ。
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そう送ったらすぐに電話が来た。
「早!」
『待ち構えてましたからね。大野さん不足だって言ったでしょ?』
「んふふ。今家?」
『ええ。俺もいつかみたいにあなたの家で待ってられたらよかったんですけど…結構バグが酷くて、連徹の予感です。』
俺がまぁくんや松潤にけしかけられて押しかけた日だ。
あのソファで待ってる時間はめちゃくちゃドキドキしてたな、なんて思い出す。
「そっか…大変だね。家とかいいから!…でも暫くはうちの会社にも来れなそうだね…。」
寂しい、だなんて
そんな子供じみた言葉が口をついてしまいそうになる。
いい大人なのに、どうかしてる。
『そうですね…すみませんご迷惑をおかけして。』
「ううん。元々の仕事はそっちなんだから気にしないで。頑張ってね。」
櫻井さんに「寂しい」とか「会いたい」とか言ったらきっと無理してしまうから。
絶対そんなこと言っちゃいけない。
気をつけないと。
『その代わりと言ってはなんですが』
…ん?
櫻井さんの声がどこかニヤニヤしてる感じなのは気のせい…?
『しましょうか。』
…しましょうか?
「へ?何を??」
『セッ クス。電話で。』
せっ……
……電話、で……?
「……………ふえっ!!?」
突拍子もなさすぎる提案に、俺の声は綺麗に裏返った。
さぁ。未知なる世界へ!(私的に。笑)
ずっと書き渋っていたノーコン、
次この展開にしようと思ってたから
お尻が超絶重かったです…(笑)