抱きしめたい!29 | 1年だけ先輩。(基本お山)

1年だけ先輩。(基本お山)

やま。いちご。そうぶせん。

理解した方だけしか読まないでください(笑)
ごにんに心奪われ続け、眠る身体も起き出す状態です。

脳内妄想を吐き出す場として利用しようかなと思ってます。
ご気分害されたらごめんなさい。
※主軸は21です!

※妄想のお話です。


HEN☆TAI和也書くのが最近のマイブーム。笑











【Side 二宮】


「…あれ、服着てるじゃん!」


「は?!そりゃ着てるよ!裸なわけないでしょ?!」


そういう意味じゃないんだけど。


てゆーか寧ろ裸ウェルカムなんだけど。


体育教官室に着いたなり相葉さんがTシャツを着ていてがっくりする。


二宮って体操服着た相葉さん見たかったな~。


写メ撮って待ち受けにしたり拡大して部屋に飾って頬ずりしたり、


口のとこ穴 開けて 突っ込 んで擬似 フェ ラ体験したかったな~。


「……?!な、何か寒気した。」


「大丈夫相葉ちゃん?」


「ありがとね、大ちゃん!大丈夫!俺、身体丈夫だから!」


「丈夫なんですね、良かった!色々出来るんだ。」


「……色々って何……?」


ああ怯える相葉さんもたまらない。


その目尻に涙浮かばせて「にのぉ…」って言わせたい。


あれ、俺突っ込 まれる側かと思ってたけど、逆でもいけんじゃねぇか?(←どの口が)


「とにかく、服は大丈夫だから!ありがとね。」


「…じゃ飯食いに行くか。」


「うん!じゃぁね、相葉ちゃん♪さよーなら!」


「バイバーイ!」


「また明日、相葉さん!」


名残惜しいが俺の腹が限界を迎えている。


ぺこりと頭を下げて、後ろ髪を引かれる思いで体育教官室を後にした。





駅前のハンバーグチェーン店。


安いしメニューが豊富だからお気に入りの店だ。


俺はハンバーグとライス、智はパフェを頼み、無理矢理付き合わせたからポテトを奢ってやった。


「しょっぱいのと甘いのとか永遠やめらんないやつ。」


「じゃ永遠食ってろ。」


「無理だよ~。」


意味わかんねえよ。


支離滅裂じゃねえか。


今更だけど。



「この後、どーする?」


「あ…勉強しないとダメだよね~。おいらんち?片付けてないけど。」


「んじゃ俺んちにするか。」


でもなぁ~…


相葉さん盗撮ファイルvol.21の制作に取り掛かりたいんだけどな~。


流石にテスト前はダメか。。



とか思ってると視界に影が出来たから、ハンバーグを頬張りながら顔を上げる。


「……あれっ?」


「よぉ。」


濃ゆーい顔が現れ、片手を上げている。


「あれ、松本先生?」


「何やってんのこんな所で。」


「お前ら探しに来たんだよ。」


「おいら達を?何で??」


「翔く…君らの担任に頼まれてね。」


……サクショーがJに頼むとか何事??


眉間にしわを寄せると、Jも首をひねった。


「俺もよくわかんねーんだよ。とにかく今日は翔くん抜けれない会議あるから、俺にいけってさ。」


「あぁ」


思い当たる節に笑う。


「キスの練習ってやつか。サクショー聞いてたんだ(笑)」


「何だそれ?」


「智がね…。」


ちらりと智に視線を移すと、口の端にクリームつけてにっこり笑う。


「おいらニノとちゅーの練習するの~。」


するの~じゃねぇよ。


5歳児か。


「はっ?!」


「よくわかんないでしょ?でもまぁ俺、ファーストキス✨も終わってっからいいかなーって。」←自慢げ


「…待て、大野は?」


こそっと俺に耳打ちしてくるJに、不本意ながらのキスを思い出す。


「…俺と(寝ぼけて)してある…。」


「何でだよ!まぁいいわ、翔くんとしてあるとか言われるより全然マシだわ。」


Jはいいかもしんないけどあの時はファーストキスの余韻おもっきし踏みにじられて超落ちたんだぞ俺…。


「二人とも何内緒話してんだよー、おいらも混ぜてよー!」


「ごめんごめん。ね、大野…その練習俺も混ぜてよ?」


「はっ?!」


何言ってんだ、と睨むとJが耳元で囁く。


「相葉くんオトしたいんじゃねーの?あーゆータイプは火ィつけりゃ一気にイケ んだよ。…俺、結構経験豊富で自信あるけど、教えて欲しくねぇの?その気にさせる、最っ高の舌 テクニック。」


ニヤリと舌なめずりして笑う変 態 養護教諭に、思わずゴクリと生唾を飲み込む。


「…お願いしますっ…!」


しっかり頭を下げた。


プライド?


そんなもん微塵切りにしてハンバーグに混ぜて食ってやるぜ!!(←自分に戻ってきてる)


「うむ、よろしい。」


「ん?松本先生もちゅー練習するの?」


もしゃもしゃとポテトを頬張る智にJが笑う。


「練習っつーか、どちらかと言うとコーチかもね。」


Jが紙ナプキンを取って智の口のクリームを拭う。


顔、近っ!!


その距離、10センチほど。


にんまり笑うJ、流石の手腕…!



「松本先生はちゅーのコーチなの?」



しかし智、きょとん顔。


ある意味最強………。