③太陽と星が導くStory14 | 1年だけ先輩。(基本お山)

1年だけ先輩。(基本お山)

やま。いちご。そうぶせん。

理解した方だけしか読まないでください(笑)
ごにんに心奪われ続け、眠る身体も起き出す状態です。

脳内妄想を吐き出す場として利用しようかなと思ってます。
ご気分害されたらごめんなさい。
※主軸は21です!

※妄想のお話です。














【Side 大野】


大野『翔ちゃんシャワー出て水持ちに行った。やっぱ無理だよ手握るとか』


松本『男だろ押し倒せ!』


大野『無茶言うな!つーか相手も男だし』


二宮『「Sunrise」でしょ。』


大野『え?』


二宮『映画のタイトル。』


大野『あ、そんなだったかも。え、なんで知ってんの?』


二宮『翔ちゃんが俺に聞いてきたんだよね。それっぽい雰囲気になれる映画ないかって。あなたとそういうことシ たいってことですよ。ここまで言っても翔ちゃんの気持ちわかんない?』


大野『え。だって…そんなん…信じらんねぇよ』


二宮『じゃぁ聞いてみなさいよ。自分とこういうことしたいのかって。きっと、しどろもどろになりますよ。それで脈ありそうだと思ったら、手を握って目を瞑ればいいんですよ。簡単でしょ?』


大野『そんなん』




そこまで打って翔ちゃんが水を持って帰ってきて慌てて携帯をしまった。



ねぇ、ほんと?


翔ちゃんが、ニノに聞いたの?


俺とそういう雰囲気になりたくて?


じゃないと映画のタイトルなんてニノがわかるはずないんだから、そういうこと…なの?



そしたらニノの言う通りあたふたしてきたから、俺……。



なぁ、俺期待していいの?


翔ちゃんが…俺と、同じ気持ちって


思い上がってもいいのかなぁ?





「…さっきの質問に正直に答えるよ。俺は…智くんとこういうこと、シ たいと思ってる。」


俺のをゆるゆる 扱 きながら翔ちゃんがそんなことをいう。


「智くんは…?シ たくない…?俺のこと…どう想ってるの…?」


ずるいよ、翔ちゃん。


俺、本当に本当に大好きなのに。


こんなん、欲に流されてるみてぇじゃん。


違うんだ。


こんなことされてなくても、本当は。


でも身体も思考も全然動いてくれなくて。



「翔ちゃん…が、好き…大好き……」



こんなんで伝わるとは思えない位好きなのに。


こんな安っぽい言葉しか出てこない自分が悔しい。


そしたら翔ちゃん、心底嬉しそうに笑って。


「俺も。愛してる。」


って言ってくれた。


伝わってる?


俺の気持ち、ちゃんと届いてるのかな?




「ア、しょっ…あぁっ…!」


翔ちゃんが俺のを咥 えてる。


もう、視覚がやばい。


綺麗な顔に奉 仕させてる背徳感。


苦しそうな顔で一生懸命シ てくれる翔ちゃんが愛おしくてたまらない。


部屋を満たすのはお酒の匂いと翔ちゃんの口から出る ヤラ シイ音。


「も、やば、出るっ…」


そしたら翔ちゃん、じゅって吸い上げて。


「ああぁあぁっ」


口に出してしまった………。


「ご、ごめ、」


そう言い終わらない内に翔ちゃんの喉がこくんと動く。


「う、嘘でしょ?今飲んだ?」


「…あれだね。好きな人のなら…っての、本当だね。」


照れくさそうに鼻をかきながら言われた。


ボッと顔が熱くなる。


何言ってんだよ!マジで!!


知らねぇし俺そんなん飲んだことないもん!!


「…俺もする!」


「だーめ。その代わり…ここ、いい?」


うっ……


翔ちゃんの指は確実に俺のケ ツの方を指している。


だよね、俺そっちだよね。


シャワーの時の不快感を思い出すも、翔ちゃんと繋がりたいって 欲求 のが上だと感じた。


小さく頷く。


「智くん……ありがとう。」


「あ、そう言えば」


翔ちゃんのハグをすっとかわした俺は、すぐ近くにあったカバンに手をかけた。


「はいこれ、松潤から、翔ちゃんにって。」


「……は?」