いて座の満月の前段階として、
さそり座の力が強まっていきます。
その影響で、
過去の出来事の意味が明らかになる瞬間が訪れます。
「あの出来事はそういうことだったのか!」と
気づくことでしょう。
悔しいことも、
負けず嫌いで立ち向かったことも、
叩きのめされたことも、
すべては神の采配だったのだと理解できるでしょう。
この日は、
一番悔しい日でありながら、
一番嬉しくて涙を流す日にもなるかもしれません。
たとえば、
お酒をたくさん飲んだとき、
人恋しくなったり、
誰かに触れ合いたくなることがありますが、
それは普段抑えていた感情が表に出てきただけで、
お酒を飲んだから生まれた感情ではありません。
同じように、
抑え込んできた感情や思いが表に出てきても、
焦ったり、
不安になることはありません。
「ああ、こんな思いが隠れていたんだね」と、
自分を労わってあげましょう。
そんな時におすすめなのは、
タイマーをセットして、
時間を決めて出てきた感情と向き合うことです。
時間を決めることにより、
感情と向き合うのを避けることもなく、
かといって感情に浸りすぎることもありません。
3分間なら3分間、
15分なら15分。
あの時のことを思い出して、
しっかりと感情を感じ切るのです。
そうすると、
前に進めるようになり、
あの出来事があって良かったと思えるようになります。
あの出来事は、
きっとそういう意味があったのだと、
今の自分が新しい意味を付けて
ラベルを付け替えましょう。
悲しくなるほど大事だった。
怒り狂うほど好きだった。
寂しくなるほど満たされていたのです。
「陰極まれば陽と成る」という言葉が示すように、どんなに暗い時期でも必ず光が訪れます。
そんな日になりそうです。
あなたの物語、動いていきます。
(おわり)