先日の新・熟語は、太陽の恵みを再認識するきっかけとなりました。

そこで、良い機会なので太陽光について少し調べてみました。


太陽光といえば現代人にとっては太陽光発電のソーラーパネルが身近に感じられるものかと思います。震災以降、原子力発電の代替え案として拡大が進められてきましたが、もうかなり前から負の面が表面化しています。

結局は水力発電(ダム)や風力発電と同じで、自然破壊(広大な面積の木を伐採)をしなければなりません。しかも、太陽光発電が水力発電と同じエネルギー量を生み出すには、水力発電の約5倍の面積を必要とします。そして、山を削るわけなので上の写真のように二次災害も発生します。さらに、ソーラーパネルの耐用年数はというと、10~15年と短命でそれを過ぎればすべて粗大ゴミと化します。自然エネルギーというと聞こえはいいですが、自然にはまったく優しくないということは常に頭に入れておくべきですね。

 

では、科学が自然の領域を侵す前の世界はどうだったのかというと、古代エジプト人は太陽神ラーを崇拝し、盛んに日光浴を行っていたり、古代ローマ人はソラリウムという日光浴場を自宅に作り、痛風、リウマチ、神経痛、皮膚病などの治療に日光浴を応用していました。近代日本では、特に結核性疾患の治療に日光浴(結核菌は紫外線で死滅するため飛沫などによって体外に出た菌は感染力がなくなる)が用いられていました。現代では薬が開発されているので化学療法で治療できます。

 

太陽の光は体の良いみたいです。太陽光にはいったい何が含まれているのでしょうか。

 

1、可視線・・・虹に見られる、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の7色からなっている。これは内分泌系の調整や、生体リズムに関わりの深い光線。

 

2、赤外線・・・生体に対して透過しやすい性質をもっていて温熱作用があるので体温保持に必要。

 

3、紫外線・・・日光消毒や日焼けなどの作用があり、カルシウムの吸収に不可欠なビタミンDを生成します。

 

 

 

ぴっつん太陽で説明しよう

 

太陽光が不足すると体はどんな影響を受けるのかというと、

日照量が減少する秋から冬に季節性うつ病の発生率が高まったり、1年のうちの半分近く太陽を見ることができない北極では、太陽が出ない期間になると女性は月経が止まり、男性は性的衝動が静止するなど、自律神経系やホルモン系にいろいろな影響を及ぼすようです。

また、ビタミンD欠乏により骨粗しょう症や、くる病になりやすくなるといわれています。最近では、紫外線の浴びすぎによる皮膚癌発症リスクを低減させるためであったり、日焼けを避けるために紫外線カット化粧品を多用したりと、過度に紫外線を避ける生活習慣が広まったことにより、特に日本では高齢化に伴って発生数が増加傾向にあるようです。

もちろん紫外線の浴びすぎはよくないのですが(特に10時から14時の間は避けた方が良い)、予防のためには適度に浴びた方が有益といえます。

紫外線は、地球上に生命が誕生した約40億年前の紫外線はとても有害なものでしたが、太陽光によって暖められた大気が循環し、雲がつくられ、雨がもたらされ、生命が誕生し、光合成を行うことによってつくられた酸素がオゾン層をつくり、それにより有害な紫外線がカットされ、生物が生まれやすい環境が整い、長い年月を経て私たち人間が誕生した。

太陽光の強い地域の人間は、肌、髪、目の色を濃くしたり、逆に太陽光の弱い地域では肌の色を薄くして取り込みやすいようにしたりと、生命体の方も太陽光を最大限に利用し適応し進化してきました。

 

そしてこれからも私たちは、太陽が育てた植物を食べ、植物を食べて育った動物を食べて生きていくのです。

だからもうずっと太陽に感謝していこう。