今日は先週の版画を「雁皮刷り」
「雁皮」というのは
紙の王様、とも言われる程
とても質の高い(値段も高い)
光沢のある、しなやかでとても強くて薄い和紙なのです。
それを先週作った版に
染めてある雁皮を挟み込んで
「アルシュ」という、これまた
とても質の良い版画用の紙で
再び刷りました。
版にインクをつけ、拭き取ってから
好きな形に切った雁皮を版に載せ
水でうすめたヤマト糊を雁皮の上に刷毛でぬります。
それからアルシュ(版画用紙)をのせ、
プレス機でプレスします。
ウサギのところがピンクの雁皮です。
こちらはうさちゃんの眼も水色で雁皮2重刷です。
エッチングの線がきれいでしょ。
とってもいい雰囲気ですね。
こちらは大胆に紙を4つに分けて貼りました。
ブラックみたい。
ピカソみたい
小学1年生の子の作品ですが、
とっても力強くて、迫力あります。
雁皮、という
贅沢な紙を使いましたが
こどもでも、
作品を作るということは
決してお遊びではなく、
真剣ですので、
ずっと何年も残る
素晴らしい物になったと思います。
ところで、
明日はホワイトデーですが
次男坊は早めのお返しを
朝から一生懸命作り
今日お配りしてきました~
(自分の味見分も作ってました)