大鉋を研ぐ | 耕木杜日誌

大鉋を研ぐ





耕木杜の植栽たちが色づいてきました。


長らくの雨もやみ、


秋風が薫る…とは、こういうことだなと


肌で実感できる、涼しさです。うん。過ごしやすい…。(=▽=●)






最近の親方は、


フィンランドのお茶室組立が終わり、


住宅建築10月号販売を記念した、対談も行い、


やっと一呼吸をして、


道具や植栽の手入れをしています。






覗きに行くと…。






おお!これは大鉋の研ぎもの中でした!!



天然砥石で、丁寧に、


指先の感覚を頼りにしながら研いでいきます。









自分の感覚を頼りに、道具の状態を確かめ、整えることは、


とても大事なことだと言います。



親方はいつもそうなのですが、


何か仕事を始める前に、必ず身の回りを掃除して、


その仕事が終わったら、また必ず掃除をします。



掃除や道具の手入れをすることで、ひとつひとつの仕事の区切りをつけて、


また次の仕事に全力投球をするのです。



なので、親方の工房と道具はいつもぴかぴか。


どんな仕事にも、通ずるものですね。(・ω・●)




ちなみにこれが、大鉙の台。


25キロもあります。


なぜ、軽々と持っていられるのか、不思議です。笑




澄んだ空の美しさと


ほのかな切なさをまとう秋風に


心奪われる今日この頃でした。




(TOKANO)