スタートまでの手順はA級ライセンス講習で習ったとおりです。
サーキットによりシグナルが「レッド5カウント後→ブラックアウト」か「レッド点灯→ブラックアウト」で異なりますので、他のレースのスタートなどを見て覚えておくとよいと思います。
また、N-ONEの場合、サイドミラーの死角が多く、相手の左側で並走した場合、「相手には自分の車が見えていない」と思った方が良いでしょう。
追い越す場合には右コーナー進入で相手の右側に飛び込む方が安全です。
2014シーズンでは5台の横転車両が出たはずです。そのうち、3台を直前で見ることが出来ましたが、コースアウトでグラベルに飛び出した場合、ステアリングを切らないことが横転を防ぐ唯一の方法のようです。横転を選ぶか、タイヤバリアを選ぶか、究極の選択ですが、横転は間違いなく廃車に直結しますので、がんばってステアをまっすぐで保持しましょう。
タイヤの銘柄によっては、ウェットグリップが極端に低いものがあります。予選のインラップやフォーメーションラップのようなタイヤ温度が低い場合、50km/h程度でも、いとも簡単にスピンしてしまうようです。
ゴール後は各自のピットには帰れず、指定したエリアに駐車し、正式結果が発表されるまで車両にはさわれません。(車両保管)
車両保管場所は、ピットより離れたところにあることが多いため、雨天の場合などはピットクルーに車両保管場所まで雨具や履き替え用の靴等を持ってきてもらうことをお勧めします。