アマチュア無線を再開局するときに目についた中華トランシーバー。とにかく安い。送信出力が5Wあって2000円~5000円ほど。しかしながら調べてみると日本の技適が取れていないので基本的には送信不可。もしトランシーバーとして使用したいのならハードウェア、ファームウェアの改造をしてしかるべきところで認可をうけないとアマチュア無線機としては使用できない。なかにはそれを行って認可撮られてる方もいるようなのだが時間と金がかかるらしい。しかも自分の技術では無理そうなので使用するのはあきらめていた。
しかし最近みてみると受信機化して使用するという記事を目にする。無線機のファームウェアを書き換えて送信不可にして受信機とする。しかもエアバンドなどを聞ける広帯域無線機になるようである。すごいひとがいてなんと日本語表示のできるファームを作った方がいて公開かつ書き換えソフトもだしていてくれてるので簡単に受信機化ができる。感謝!!
ということで自分もやってみる。購入だが指定の無線機はAMAZONにはないようなのでAliexpから購入。QuanshengというメーカーのUV-K5(8)がいいらしい。まぁうまくいったので同メーカーの色違いUV-K5(99) というのを買ってみる。これはカラバリがあって楽しそうである。どうもこのシリーズはで電子基板や構成は同じで外見などで差別化しているらしい。見た目はこちらのほうがかわいい。
左からUV-K5(8),UV-K5(99),UV-5R
ファーム書き換えにはBaofengというメーカーの書き換えケーブルが必要なのだがこのBaofengというのもトランシーバーをだしている、じつは右の黄色のUV-5RはBaofeng製なのだが、よく見ると表示も小さいしキー配置も違う。同じ手順ではファームの書き換えはできなかった。QuanshengにはUV-5Rplusという機種があってそちらは日本語ファームが使用できる。かなりまぎらわしい。
なのでUV-5RのほうはCHRIPというロム書き換えアプリで送信をdisableにしておけば送信不可となる。メニューは英語のままだけど。
とりあえずどの機種もFMラジオは聞けるので一応楽しめる。ちなみにUSタイプのチャージャーのものを購入すればそのまま使用できるようである。