ちょっと衝動買いだったiRigAcoustisだったけど調べてみるとMEMSマイクというものを使っているらしい。さらにいろいろWEB見ているとアコギ用のピックアップを自作している方が数多くいる。やはりコンデンサーマイクを使っている場合が多く、WM-61Aという型番のマイクが人気だったようだ。このマイクは現在は生産されてないようで、相当品が秋月などで販売されている。ふと思い出したら自分も10年前くらいに何かのためにと(自分のためだが)秋葉原でコンデンサーマイクを購入していた。C9767というものでこれも割とポピュラーらしい。

 使い方を勉強してみると振動板がコンデンサーになっていてFETのGで受けてそのSとDが端子として出ているらしい。

 S側はGND。D側を抵抗で電源に吊る。電流制限になるのでこの電流が大きければ感度も高くなる。さらにDをパスコンで直流カットして出力してやればいいらしい。

 C9767は1V〜10Vで動作するらしいが1.5V推奨ということらしい。電池1本で動くのか。さて電源が必要なのだが直接機器に挿しても動作するものもある。機器側にプラグインパワーといって電圧が印加されている場合である。スマホ、PC、リニアレコーダーなどはプラグインパワーなのでマイクの端子を直接さしこめば音が伝わる。ギターアンプにはそんなものはないのでマイク側でなんとかする必要がある。

 あと感度がどれくらいか不明だったので増幅するためのプリアンプが必要なのかどうかとも調べてみたら、かなり多くの方はアンプ無しでマイクのみでピックアップ作っているようである。

 ということでまずは基板に回路を作ってモジュール化してみる。

 抵抗は3.3KΩ、コンデンサーは1μF(無極性)使用。電源は3Vを想定している。上2本が出力。下2本が電源と一応端子をわけてみた。

 とりあえず試しとOLEDが入っていたケースに基板をいれマイクの前にはフェルトをかぶせて風切音対策のつもりになっている。

 ギターの胴の中にいれたほうがそれらしい音がする。とはいうものの、しっかりとしたケース、バッテリー、スイッチなどをしっかり接続出来るよう作り直したほうがよさそう。

 さてMEMSマイクだが秋月などで入手可能であり、3端子のマイク。GND、OUT,電源 であり電圧くわえれば動くらしい。こちらのほうが小型だし作ってみる勝ちはありそう。