I2S DACをやってみたくAMAZONみてたらおもしろい製品を見つけた。ラズパイ4Bが発熱大きいため、スタックして使うHAT形式のものより別個に接続のほうがいいかなと思っていた。WEBみると別接続だとNFJあたりで売っているPCM5102の基板がポピュラーそうである。しかし何となくそそられなかったので、もう少し探していると面白いものにぶつかった。

 これです。一応DACはPCM1502Aなので、ポピュラーなものらしい。中華から送られる場合は少し安いけど、AMAZON Primeで扱っていた。(1500円)ということでポチったら今日届いた。大きさは32mm×18mmとかなり小さい。しかしNFJあたりで売っているのと比べ端子が多い。ほっとけばいいのか処理が必要なのか??やはり要調査になった。左端のスルーホルが基本的にI2Sで通信するようの信号。上にあるのは設定信号とか右4つはラインアウト用の端子でRCAのジャックなどに出力する。

 さて設定信号だけど、サイトによっては10KΩの抵抗でプルダウンやらプルアップすると書かれていたのでそのつもりになっていたのだが、回路によっては直接GNDやD3.3Vに接続してある。更に調べるとこの基板の記事がありウラ面のJPランドで設定できるらしい。

 中央右にある四角のランドがそれである。それぞれ H1L−FLT H2L−DEMP H3L−XSMT H4L−FMT に接続されている。中央ランドを右ランドとブリッジすればGND、左ランドにブリッジすればD3.3Vになる。ラズパイで使う場合はH3Lのみ左側ブリッジ。それ以外はすべて右側ブリッジでOK。さらには表にあるSCKのランドもブリッジしておいて内部CLK仕様にしておく。

 バラックの状態で接続して試したのだがアンプよりハムノイズのようなものが聞こえる。なのでケースにいれるときに電源用のコンデンサーを追加することにした。

 

 手持ちのZIPPOライターのブリキケースに。RCAも追加。まぁ基板が小さいのでスカスカである。ラズパイからの5V電源に470μ、0.47μを入れてさらにA3.3VとAGND間に10μ追加。これが効いたかどうか不明だけれどハムノイズはなくなった。

 しかし聞いてみるとRCAからは問題ないのだが3.3mmジャックからだと左右の分離があやしい。4極のジャックつかっていることに問題あるかもしれない。とりあえずはRCAで。

 しかし回路図とかもわかってしまい、さらには秋月電子でPCM5102Aのピッチ変換したもの売っているらしい。この基板って小さいのはいいのだが、そのためにコンデンサーとかすべてチップで無理してそうである。

 もうすこししっかりした部品使うと同じ回路でもよくなるかも。

 最初から自作してみたくなってきた。

 そういやHATの基板も売っているのでそこに載っけてみたいなと考えている。部品買い集めたら、HATで自作するかも。

 追記:実際いろいろ聞いてみたけど、思ったより音はいいと思う。Fiio3より好きな音かも。この価格で実現できるとは、i2sってすごいのかも。