PCにエフェクターやアンプシミュレーターのアプリいれて音をだすのは前回の記事。やはりスマホで簡単にできるのもおもしろいということで、調べてみました。

 一般的にはiRig2などを使うのが普通のようですが、ほとんどiPhone用なのです。実はハード的にはアンドロイドでも接続可能です。iRig2と同様なインターフェースを持っていますTASCAM社のiXZというもので基本は同様のインターフェースです。

 

 スマホ側の4ピンのジャックにプラグを接続する。そのうちマイク端子をギター入力に接続してイヤホン端子はインターフェースのイヤホン端子に出している、アナログインターフェースです。したがってスマホ内のアプリでアナログ信号をエフェクター処理などして出力するので、案外重たいアプリです。

 これらがiPhone用となっているのは、重いアプリを少ないレイテンシーで処理するにはかなり高いCPU性能などが要求されiPhoneはそれに合致しているということでしょう。アンドロイドの場合は安いものから高価なものまで種類が多いため動作を保証しきれないということでしょうね。自分はアンドロイドユーザーなのでiXZをつかっていくつか試してみましたがやはりレイテンシーがかなりあります。

 さらに調べてみると、USBのインターフェースも存在しています。Helicon製のGpGuitarProなどです。どうもこれは普通のUSBインターフェースと同じでDAC機能がはいっているだけのようです。つまりアナログ信号ではなく、USBを介してデジタル信号で入出力してスマホアプリではデジタル処理をすることでレイテンシーをあげようということなのでしょう。

 そういえば前回記事でPCで用のUSBインターフェースがあったのでアンドロイドスマホに接続してみます。スマホ側はUSBホスト機能がないとだめです。

いくつかのアプリを試してみました。試したアプリはiXZでもUSBでも動作しました。レイテンシーはUSBのほうが少ないと思われます。高価なインターフェースのほうがDACが高速かもしれないのでもっと良くなるかもですね。試したアプリは下の写真です。

Deplikeが一番遅れがめだったようでした。やはりアンドロイドではインターフェース内に処理機能を内蔵したiRigUAが有効かなぁ。ちょっと高価だしそこまで必要かなと思い悩んでいます。