岩手山の植物③ | 野草閑話~孝遊子

野草閑話~孝遊子

北国北海道の大地を彩る多種多様な野草を中心に、登山、自然現象などをご紹介します。

岩手山の植物③(黄色系の花)

今回は、岩手山で見られた黄色系の花の紹介です。
岩手山の黄色系の花は、その殆どが樹林限界帯より上部で見られました。


ミヤマキンバイ
イメージ 1

イメージ 2
イメージ 3 
 深山金梅で、高山に生え、梅に似た金色の花を付ける植物と言う意味です。


ミヤマハンノキ
イメージ 4

イメージ 5 
 平笠不動避難小屋付近に群生していました。
 深山ハンノキで、高山性のハンノキという意味です。ハンノキとは、ハリノキの転化したものですが、意味は不明です。


タカネクロスゲ
イメージ 6
イメージ 7

イメージ 8 花の時期だけは目立っていますが、究極の地味系です。


タカネスミレ
イメージ 9 

イメージ 10

イメージ 11
 高嶺スミレで、高山性のスミレと言う意味です。葉が厚く、光沢があるのが特徴です。
 北海道には、変種エゾタカネスミレが生えています。


オオバキスミレ
イメージ 12 

イメージ 13
 大葉黄スミレで、大きな葉を持つ黄色いスミレと言う意味です。
 馬返しコースの登山道脇にたくさん生えていました。
 タカネスミレに比べるとやや標高の低い所で多く見られました。


〔撮影:岩手県岩手山 2008.6.22〕