一旦「老後は持ち家」と結論づけたのですが、
大きな壁にぶち当たっています。
ズバリ「予算」の壁
老後の家の購入には
土地代、建物代、取得時の諸費用に加えて
維持費に1500万円ほど必要と
とりあえず弾いたわけです。
具体的に試算してみて思ったのですが、
マイホームというのは
本当に大きな大きな買い物なのですねー。
戸建てのあの家もこの家も
分譲マンションのあの部屋もこの部屋も
みなさん、大きな決断をして手に入れて
長く維持されているんだなぁと思うと
尊敬しかありません。
一度購入したらそう簡単には引っ越せないから
ご近所だったり環境だったりも大事だし、
十年二十年のうちには隣に高い建物が建つといった
可変リスクも。
今はハザードマップで
液状化や土砂崩れも確認できるけれど
「ハザードマップ全く問題なし」という場所は
そんなに多くない💦
それでも頑張って
安全なエリアに目星をつければ
今度は「30年以内に過疎化の危険アリ」ですって!
「近くに病院があって安心ねl」などと思っていたら
病院も、スーパーも、循環バスも
場合によっては自治体そのものがなくなる可能性すらある!
こちらの動画、
土地勘のある方にはなかなか興味深いと思う。
これだって持ち家じゃなければ
「へーそうなんだ」で済むけれど、
家持ってたらドキドキするよー。
具体的に調べれば調べるほど
気がおもーくなり、
「やっぱり賃貸でいいんじゃないか?」
とまたぞろ本性が出てきてしまう。
夫は弥生系、私は縄文系
と常々思っていましたが
やっぱり夫は「ずっとマイホームが欲しかった」と言い、
私は定住が怖い💦
夫の言い分は
「年を取ったら希望の物件が借りられない」
「持ち家の方が長生きリスクが小さい」
はい、ごもっとも。
でも、どうでしょう?
これから年寄りばっかりの世の中になるんだから
「年寄りに住宅を貸さない」なんて言ってたら
家が余って困るんじゃなかろうか。
むしろバリアフリーに改修したりして
年寄りをターゲットにするというのが
賃貸住宅業界の進むべき道!?
なんて思うのですが。
そんな将来なら今までどおり賃貸がいいなぁ。
親の方で手が必要なら
地方在住の親の近くに住むこともできるし、
保育園のお迎えをして欲しいと
娘に言われれば
都内に部屋を借りることもできる。
まてまて、この場合実際いくらかかる?
15万/月で2年ごと更新料2カ月分で 計算すると
65歳から95歳までで5850万円。
100歳までで6825万円。
貨幣価値が上がったり
家賃が高騰したらどうなる?
20万/月とすれば
95歳までで7500万。
100歳までだと8750万。
うわー家賃エグっ!
これだけあれば妥協なしで
夢のマイホームいけちゃう!?
単純に家にかかるコスト以外では、
賃貸は引っ越し費用が増えそうだけど、
持ち家の場合の
親のところや娘のところへ通う交通費の方が
多くかかっちゃいそうかな。
いやーほんっと難しい💦
巷でも賃貸vs持ち家論争は永遠に語られます。
結論が出ないのは
業界の思惑もあるでしょうが
最終的には、
持ち家に対する根本の考え方の違いかと。
夢のマイホームと思って一生住み続けるか
安く融資が受けられる格好の投資とみるか
というマインドの問題にほかならないんじゃないか?
と思ったりします。
次回は自己ディベートで
この事を考えてみようと思います。