『続 エンデの遺言』 | 行きあたりバッチリ備忘録

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『続 エンデの遺言』は坂本龍一さん出演の番組。

 

婦人画報に連載していた人物紹介のコラムをまとめた

『坂本図書』という本のミヒャエル・エンデのところでも

坂本さんの思いが短く述べられています。

 

『続 エンデの遺言』はまず

『エンデの遺言』の内容を

スッキリまとめた復習からスタート。

 

さらに、

日本の地域通貨の実際を教えてくれる。

 

番組の中に『エンデの遺言』を見て地域通貨を知り

活動を始めたという方が何人もいた。

 

「知る」は力だ!

「お金を既存の固定化したものとして

なんの疑いもなく受け入れてしまっていたことに気づいた」

 

という感想にふか〜く同意。

金融システムというのは

現代社会で暮らしていく上での単なる約束事。

 

地球上での暮らしを一種のゲームととらえるなら

根本的なルールではあるけれど、

唯一無二の絶対的なルールってわけではない!?

 

冒頭で「新しいお金は借金としてこの世に出現する」

と書きましたがひょっとしたら「天からの」ではなく、

このゲームの「場からの」と捉えると

気持ちの自由度がアップする?

 

その意味で地域通貨というのは

全体のルールと共存しうる範囲で

ローカルルールを設定したという感じか。

 

「地域の中にお金をとどめる」

「蓄財という役割を持たない」

 

というのが特徴なのかなぁ。

 

「資本」の役割を持つ地域通貨もあるのだけれど

融資さえ無利子だっていうからすごい!

 

「これしかない」と思い込んでいた経済のあり方を

柔軟に考えてもいい気がしてきます。

 

むしろ、今のあり方では

環境問題や格差の問題など

破綻が目前というのが、

この問題を提起している方々の危惧。

 

 

今すぐにこの問題を

どうこうできはしないのだけれど、

これに関連して

「気の持ちよう」とでも言うべき

ささやかにして

ささやかだからこそ

すぐにでも実行可能なマインドセットを

思いついたので次の記事で書いてみようと思います。