ご飯やおかずを応供台へ運んだら、以下の図のようにセットします。
図の長方形はテーブルです。
図上では左側及び上が上位となっており、一番左奥には文殊菩薩様(※)がいらっしゃいます。
その右には導師席があり、ここには分厚い・お偉い様専用座布団を設置しておきます。
次に飯台維那・堂行(又は首座)の席。
ここは偉くはないですが、食事前後にお仕事がある人達です。
導師と飯台お仕事さんの間、それから一番右(最下位席付近)に漬物や大皿のおかず、浄巾等をセット。
また、食べた後に器を綺麗にするお湯を入れたやかんもここに置いておきます。
で、ご飯の入った電子保温ジャーと汁ものの鍋。
これらはちょうど真ん中の位置へ。
両サイドに新到が座り、おかわり係となります。
後は、左上から古参順に並んでいきます。
個別のおかずや箸は各々の席へ並べます。
ご飯・汁もよそって並べておきます。
(※)本来、食事は僧堂で行うことになっています。
が、可睡斎はご祈祷等で忙しいお寺で、時間がありません。(僧堂での食事は準備・片付けも含めて、非常に時間がかかります。)
そこで、応供台を僧堂の代わりに使っている=僧堂の本尊である文殊菩薩様をお祀りしています。