朝から動きまくりの修行僧、7時になったらお待ちかねの朝ごはん!
朝食の準備は粥当番がします。
食事場所は・・・
本来は僧堂で食べるのですが、可睡斎は僧堂と典座寮が離れているため、通常は別の場所。
応供台(おうぐだい)というお坊さん専用の食事会場で食べます。
画像の赤丸が応供台です。
室内看経が終わった頃を見計らって、粥当番は「食事の準備ができました~。」と合図します。
「大声でご飯ですよ~。」というわけではありませんよ。
鳴らし物を使います。二本組みの木の棒を叩いて大きな音を鳴らすのです。「たくうち」といいます。
もちろん、応供台で鳴らしても(お寺の中は広いので)聞こえません。
建物内を走り回って、鳴らすわけです。(画像の水色ルート)
紫の○のところで、カチカチ鳴らします。
粥当番がカチカチし終わって、応供台にもどってくるころには大体皆さん揃っています。
さあ、揃ったところで恐怖の朝ごはんのはじまり、はじまり~。。。