久々になってしまいましたが、内作務の続きです。
今回は法堂(本堂)の清掃について。
法堂はお寺のメインとなる建物ですので、もっとも重要な清掃場所です。
したがって・・・、
新到和尚だけにまかせるわけにはいきません。
責任者として古参和尚が最低1人はついてきます。
法堂清掃の担当者がやることは主に2つ。
・山内のいろいろな場所にある香炉を綺麗にすること。
・法堂内をほうきやモップ等で掃除。
香炉はお線香を立てるものと抹香を焚くものの2種類があり、全部合わせると20個近くあります。
それらを集めてきて綺麗に直し、再び元のあったところに持っていくのです。
これがだいたい15分。
残りの15分で畳を掃き、モップ・雑巾で須弥壇(しゅみだん=ご本尊さまのいるところ)を掃除します。
また、木魚や磬子も綺麗に掃除します。
合計でほぼ30分きっちり。
古参もいるので身も心も休まることはありません。
非常にいやな清掃場所です・・・。
当然のごとく、万が一ゴミが落ちていたら大変なことになります。
責任者である古参和尚が役寮さんにフルボッコ(not物理)にされます。
やつあたりで新到和尚はその古参にフルボッコ(not物理)。
ということで、ここは誰もが一生懸命に作務をしている場所となっています。
まあ、作務はいつでも一生懸命やってますけどね!!