すみれ色 | 木の葉舟にのって

木の葉舟にのって

大きな海を 小さな木の葉舟にのって 行くような

陽が沈んで

空は、すみれ色あたり。

広く田んぼが広がる

靴の幅位の狭い畦道の上に

黒猫が、前足をたたんで

じっと座っている。


冷えてきたし 寒そうな。
何を思っているのだろう

とか、あるし。

気になる猫ちゃんめ。