みち | 木の葉舟にのって

木の葉舟にのって

大きな海を 小さな木の葉舟にのって 行くような

川と山に挟まれた道。

道幅と同じくらいの幅の

はらっばが、両脇に

しばらく続く。

背丈程の草が

綿帽子をたくさん点けている。

両手でたとえると

親指以外の指に

とんがりコーン2段。

くらい。


綿帽子みち。

あまり通らない道だったから

なんだか得した気分。

永くあのままで居られないだろうし。