私が望んでいた、弾き堕した結果。 | オブラートは君に溶ける

オブラートは君に溶ける

君のその涙で、溶けていく。

私は、私の意見を正しいと思っているわけじゃない。

肯定されたいわけじゃない。

せっかく言葉の在る人に生まれたのだから

できるだけ君と話したいと思って

だから私は本当に嬉しかったんだ、君と話せて。

きっと答えは無い。

じゃ答えの無い問を考えるのは時間の無駄だと言う?

私はそう思わない。

考えることは答えを得るためではないの。

少なくとも、私はそう思うの。

答えの無いことを君とずっと話していたいの。

そうね。

言葉数に限りがあるから、一番近いと思って使ったけど

無表情というよりはある意味、多表情なのかもしれない。

物事を考えるには視点というものがあって

その立ち位置を変えただけで

世界は何色にも変わっていく。

君の言葉で、私の世界の色はまた変わって

なんと飽きない世界なんだろう。

少し、彼らを嫌いじゃなくなったよ。

ありがとう。

君はいつも、私の心の裏側で求めてる言葉をくれる。

大好きだよ。





"愛したのは誰だっけ?"

"本当だって良いと思えないの、アタシはまだ弱い虫"

"本当だって良いよ
戻れないの、アタシはまた怖くなる"

"「君が死ねばいいよ、今すぐに」"

"本当だって良いと思いながら「嘘であって」と願うのは
弾き堕した結果 弱虫モンブランだったから"
 
"それに応えよと アタシは喘ぐの"

何気なく聴いていてスッと心に入ってくる言葉。

それは全部、思い出す君との情景。

気付いたのは恐怖心。

お遊びの恋をして楽しんでいるのではなく

本気で君を好きになることを怖れた結果。

今私は誰かを好きになれる自信がありません。

「恋愛なんて面倒くさい」

そう言って傷付くことから逃げている。

だけど、もう

音楽を好きな人を好きにはなりたくないの。

絶対に。

レミオロメンだってアジカンだって天体観測だって

NICOだって阿部真央だってメルトだって

私は普通に聴きたいの。

君を思い出したくないの。

だけど思い出してしまうから。

もうこんな思いはいらないの。

君が死ねば良いよ、今すぐに。

大切なものほど、壊れてしまえば良いよ。

愛した人ほど、殺してしまいたいよ。

君が死ねば良いのに、私と出会う前に。