言葉が列を成さずにこぼれていく。
殴られたところが痛む。
それと同時に、心があると思う場所もなんとなく痛む。
音楽だけの世界に行けたらいいのにね。
みんなが私の味方でみんなが私を応援してくれたらいいのにね。
まだ折れずにいられるのは味方であり、応援してくれる人がいてくれるから。
ありがとう。
でも今夜だけは、弱音を吐かせて。
大丈夫、すぐに治る。
私にかまわなくても大丈夫だから。
十分に愛は伝わっているから。
時間が無いんだ。
だからそのために切り捨てたものもあって
これでも結構頑張ってたはずなんだけど
それじゃ足りないみたいです。
音楽を遊びだなんて言わないでよ。
いきなり突き放さないでよ。
あなたは本当に私を愛して心配しているの?
怒らないでよ、殴らないでよ。
私の言葉を否定しないでよ。
そんなにムカつくなら、お父さんの所に捨ててくればよかったじゃない。
もうお父さんはいないから、帰る場所もここだけ。
一番安心できる所に帰りたいのにね。
安心できる所に?
まずそれはどこなんでしょうか。
あぁ音楽だ。
それを否定されて、こんなになっているのですね。
君に逃げようとも思ったけれど
君は私にもううんざりしているから
きっと無理だなぁ。
逃げないよ、逃げるつもりもないよ。
ただ、傷が痛むだけで。
呼吸が苦しくなるだけで。
カッコ悪いかしらね。
それさえ構っていられないんだ。
今、良い曲が2つ出来そうなんだ。
そのタイミングで私を突き落とすなんて
最低です、最期をむかえたくなります。
あなたの最期は私の最後。
吐き気がするわ。
それでも今、君に連絡しなかったのは
私の進歩だし、意地です。
もっと色んな意味で自立しないといけないな。
一人でも歩けるように。
少し落ち着いた、かもしれない。
水滴の流れは止まったようだし
呼吸も少しできるようになった。
このまま眠れるかしら。
このまま眠ったって良い夢なんて見れないんだろな。
大丈夫。
大丈夫。