「孤独」 | オブラートは君に溶ける

オブラートは君に溶ける

君のその涙で、溶けていく。

今日、孤独という漢字を書けなかった。

馬鹿だとか阿呆だとかは置いといて

気付いたらもうずっと、孤独とは離ればなれだったんだ。

あんまり自分が孤独だと思ったことはないけど(たぶん)

孤独な人を救いたいと思っていたのだから

もう、ダメ人間です。

忙しさや混乱を言い訳に、たくさん忘れて置いてって

「救う」の中身はからっぽになっています。

わかってはいるんだけど。

これが、焦燥感。

なんとも言えない何かに焦っているけど

必要なものは、その焦りに隠れて見えなくなった。

あぁ、あぁ。

落ち着けって、自分。

今だけは構わないよ、考えなくたって。

ちゃんと音楽に専念してからで構わないよ。

だから正義を振りかざすなよ。

もともと不確かな正義を

悪にはしちゃいけないよ。

できれば誰も傷つかずに、自分だけ傷つけよう。

君の痛みを知りたいと思うけど

どうしたらいいかな。