養生訓の中に老人の生活についても書かれている。
常に静かに落ち着いて休んでいるのがいい。無理なことをしてはいけない。老人は少しの労働により損傷、疲労、憂鬱になり、大病を起こし死にいたることがある。注意していないといけない。
現在は、「高齢者は、運動をして寝たきりにならないように体力つけましょう。」が普通である。
若い人なら体力はつくが、高齢者の疲労した筋肉に体力がつくとは思えない。
一時的なガンバリの為に過労がたたり、早く寝たきりなるではないか、医療技術が進み寿命が来てもなかなか死ねないので、結局、体力づくりが寝たきりを長引かせる結果になると思う。
養生していても寿命は来る、その時はジタバタせず、落ち着いて死を受け入れたいですね。