もうすぐ祖母の命日、バレンタインがやってきます。
2011年、311を知らずに旅立ちました。
生きていたら105歳?
もう数える必要はないですね(苦笑)。
巻き寿司の丸かぶりをする時の真面目な顔が忘れられません。
超おしゃべりな祖母の無言がおかしくて、飯粒を吹いていた更年期ヨギーニNaoです。
(↑恵方巻きとは呼ばないと意地を張る大阪人。ちなみに巻き寿司はもっと細かったですよ)
もう丸かぶりは色々言われ過ぎたので、放棄してしまいました。
さて、パニック障害の投薬で、お酒が飲めないので、毎晩、晩酌のかわりに読んでいるのがヨーガ・スートラ。
(晩酌がわりにって・・・・)
1500年以上前に成立したと言われるヨガの教典です。
4章195節で構成されており、師から弟子へと口承で伝えやすいように短い文章になっています。
最初に読んだのが向井田みお先生のもの。
簡易な文章で書かれており、読みやすいです。
やさしく学ぶYOGA哲学 ヨーガスートラ (YOGA BOOKS)
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次にこちらを今、並行して読んでいます。
インテグラル・ヨーガ (パタンジャリのヨーガ・スートラ)
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さらに違う解説も読みたくなり、こちらもお迎え。
大阪大学でインド哲学を教えておられたという佐保田鶴治先生の解説です。
解説ヨーガ・スートラ
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3つ並行して、日本酒を飲むようにちびりちびりと読んでいます。
もとい、難しくてちびちびとしか読めません!!
( ̄∇ ̄;)
「人間はどうすれば幸せになれるか」
というのは永遠の課題ですが、ヨーガ・スートラでは
「人間はどうすれば幸せな状態へ自分を導けるか」
が書かれているように思います。
・お金持ちになる
・健康になる
・やりがいのある仕事に出会う
・いい恋愛をする
・良い家族に恵まれる
・頑張らない
・トラウマから開放される
・趣味に没頭する
幸せになる方法はたくさんあります。
けれども、相対的なものが多いです。
相対的=他との関係性において成り立つことです。
その場合、周りの状況を変える必要がありますし、今、幸せでも、周りの状況が変ったら幸せが崩れることもあります。
私の場合、<頑張らない>も人と比べながら、自分の頑張らない落としどころを探している自分を発見します。
平城宮で働いていた役人たちの仕事は午前中だけだったそうです。
それが“普通”だったわけです。
その時代の頑張らないと現代の頑張らないは、同じ人間なのにだいぶ違いますね。
お金持ちであってもなくても、頑張ろうがゆっくりしようが、トラウマから開放されようがされまいが・・・・
前提なしに、心を穏やかに保つ術が書かれているのが、ヨーガ・スートラなのかな感じています。
机上の空論ではなく、体験から導き出された実践のススメなんですよね。
滋賀のフナ寿司は美味しいで、チーズのようやで、お茶漬けにしたら最高やでといくら言葉で伝えても、フナ寿司を食べてみないことにはわかりませんものね。
どんな例えやねん。
ただ、私は天秤座で、バランス重視の人間なので、「絶対」「唯一」「真実」という言葉は基本、心を全部オープンにして読みません。
信ずるな、疑うな、確かめよです。
ちなみに音読しております。
パッパラパーなBBAは声に出して読まないと頭に入りません。
家族にちょっと怪しまれています(苦笑)。
ヨガほこ日記 日常に生かせる基本ポーズ