女ってぇやつは、鬱陶しいですものすごく。
35歳を過ぎてからPMSに悩まされ
女々しいホルモンによって
地の底を這うような、
じめじめした精神状態に落ち入れられてきた訳ですが
現在そのいまわしき女々しいホルモンは形を変え
「マタニティブルー」という姿になり
今なお、私をじめじめ鬱屈とした精神状態に陥れております。
原発問題の真っ只中という事もあるのでしょう。
お腹に子供が出来たのは、もう仕方が無い。
私に「堕胎する」という選択は元々ないので産むしかない。
それはもう妊娠発覚後2週間ほど落ち込んで、覚悟が決まりました。
決まったというか、だって放っておいたって
お腹の中で子供は大きくなっていくし
つわりは始まるし、体も変わるし受け入れるしかありません。
最近、安定期に入ったのだけれど
それとは裏腹、気持ちは不安定期に突入しました。
「私に、三人も育てられるのか?」
頭の中でぐるぐるそれが回っています。
よく人は「二人育てるのも三人育てるも同じ」と言いますが
それは産んでしばらく経って、
しんどい生活が「普通」になった人が言える事であって
その前の段階の、
二人の世話でさえヒーヒー言ってる私に
そんな言葉を掛けてもらったって気休めにすらならない。
二人目がお腹にいる時にも、同じ事を考えました。
当時は長男が自閉症バリバリで複数の療育機関に通っていたし
お金も相当かかっていたし、その上もう1人……って。
産んでからはそりゃもう必死で
乳飲み子抱えながら雨の日も雪の日も大変だった。
1人で頑張るしかないし、誰も手伝ってくれないから
やるしかなかったけど、今思い出したらしんど過ぎて倒れそう。
不安な事は数限りなくあります。
お金に関して大幅な見直しが必要でしょう。
フルタイムの仕事に変えなくてはいけないかもしれない。
三人の世話をしながら、フルタイムで……
私にやっていけるのだろうか?
今の緩い仕事ですら、やっとだというのに。
今まで自分がいかに「ふわふわ生きてきたか」を
目の前に叩き付けられています。
私の人生は「遊び」だらけだった。
あわわわわ……やばいやばい。
生きているのが不安になってきた。
これ以上考えたら、危険です。
息をするのも苦しくなってきてしまう。
今考えたって仕方ないことなのかもしれない。
産んでから、その時の周りのタイミングでしか
どうにもならない事だってあるし。
そう思って、とりあえずは
目先の生活をこなしていこうと思います。
テレビでやってる大家族だって
ちゃんと生きてるじゃないか!
……そうは思っても、イマイチ納得できない。
大家族の「開き直り」方が
私にも出来たらいいのに。
どうやったら、あんなふうに全開で開き直れるんだ?
私も全身で風通しよく暮らしたい。