全然答えが見当違いなんだけど。
そんなの無視して、勝手な自己分析によると、
私の20%は福音館書店(絵本の出版社)で出来ています。
幼稚園の頃「こどものとも」っていう
月に1冊(たしか)
絵本を受け取れるシステムがあったんです。
ウチの母は当時では珍しい大卒のインテリ婦人だったので
情操教育にも熱心で、とにかく家に絵本がたくさんあった。
こどものともにも、もちろん入会していた。
しかも私は5人兄弟の長女です。
9歳下の絵本まで、情報豊か。
妹に進んで読み聞かせてもいたので
アンパンマンもリアルタイム(絵本時代)で、読んでいる。
同世代の他の人に比べて、
たぶん絵本の思い出&知識は、多いほうだと思います。
そんな私にとっての「ぐりとぐら」。
この絵本を知らない人は、いないんじゃないでしょうか?
絵本界のドラえもん、芸能界のタモリ!
「ぐりとぐら」とタイトルを思い描いただけで
喉の奥がぎゅ~ん、と詰まって、泣きそうになります。
中川姉妹(ぐりぐらの原作&イラスト)、大好き。
「いやいやえん」なんて、いまだに夢に出てくるもの!

先週土曜日の夕方、ニコタマ高島屋で
「ぐりとぐら展」(福音館書店の軌跡)があると知り
一目散に駆け込みました(息子を引っ張って)。
会場は大盛況、すごい人混み。
展示物をじっくり見られなくてじりじりしました。
子供の背丈って、イイ感じに邪魔なんだよね~!
それでも、ぐりとぐらの家の模型(窓から中が見える)
を見て、その再現の忠実さに心とろけ
ぐりぐらの実写版「卵の殻カー」↓に、心臓バクバク!

加えて福音館書店「はじめてのおつかい」も
ぐりとぐらに並ぶ名作で、私の胸キュン絵本なのですが。
みぃちゃん(主人公の女の子。
私は幼少時代、みぃちゃんにそっくりだった)が
お母さんに頼まれた牛乳を買いに行くお店。
それが実物大で、絵本のタッチで再現されていました。
自分が、本当にみぃちゃんになったような錯覚に陥った。
胸が熱くなり、むせび泣きそうになりました。
「はじめてのおつかい」。
相当有名で、誰もが目にした事があると思われますが。
もしもコレ、
読んでない人は人間失格…もしくはギリギリで人間!
一刻も早く、アマゾンで注文してください。
子供の心が少しでも残っていれば
みぃちゃんと一緒になって、ドキドキしたり
泣きそうになったり、ひざがヒリヒリするはずです。
「子供の心」の踏み絵的名作……!!
絵本に関しては、思い出があり過ぎて
思い入れが強過ぎて、こんなんじゃ語り切れません。
もう、今の時点で涙ふたつぶ流れてますから……!
公式グッズ販売所で、
バカ買いしたのは言うまでもありません。
もう5月は何も買えません……どこにも行けません。
雨水を飲んで、しのぎます。